二番目の感想は、如月ログ様の「オッド愛」https://kakuyomu.jp/works/1177354054897254156　です。

あらすじ、キャッチコピーから、覚悟して読み始めました。

予想通り、かなりディープなお話でした。

下記、少しネタバレになりますが感想を書きます。

全体として、純文学ぽいなあと思いました。書き方もそうだけど、その暗さとは、最後も。

主人公の庄司桔平は自分がろくでもない男だと知っているけど、その性的趣向は改められない。

綺麗な顔をした性的におかしな人たち。

巻き込まれた子供、特に一番不幸なのは、雪人ですね。

公園に行きたいと願った彼を踏みにじる父親の庄司は本当最低だと思いました。しかも、それを止めない妻も妻。

最初から最後まで、救われないというか自業自得の要素も多い主人公。

最後はやっぱりなあと思いました。

けれども庄司に対して同情心のかけらも置きませんでした。

醜悪な人間たちの物語。

まさにそうだった気がします。

願わぐば雪人くんが少しでも幸せになってくれることを祈ります。

以上、ネタバレ満載の感想になってしまい、すみません。

覚悟して読んだので、面白かったです。

企画にご参加いただきありがとうございます。

次はれつだん先生　様の「恋する閉鎖病棟」https://kakuyomu.jp/works/1177354054897230689の感想になります。

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