2020年7月13日の夢の話

私の魂は、すでに殺されてしまった(という設定に夢ではなっている)、とある有名人の身体に入っていた。

そしてそのときの時間は、その有名人が命を失う数十分前であった。タイムスリップ的なやつだろう。




舞台はナミビアの首都ウィントフック。

夢のはじまり、はじまり。




さて、(有名人の姿をした)私は、外出先で(その有名人の)夫と息子と分かれ、一人自転車で次の行き先へと向かっていた。




ふとした瞬間、何を思ったのか、私は自転車を止めて後ろをチラッと振り向いた。遠くで一人の普段着のおじさんが、自転車を降りて何かをいじっている姿がみえる。自転車の調子が悪いのだろうか?真っ赤な自転車だった。でもなんとなく嫌な予感がした。




私は再び自転車を走らせる。ママチャリなので、そんなにスピードは出ない。快晴の中、ワンピースでひたすらに自転車を漕ぐ。




しばらくして、私は再び自転車を止めて、後ろを振り返った。すると先程のおじさんが、さっきのように自転車を止めているのが見えた。ただ、さっきよりは近くなっている気がする。




ここで私は気づいた。そのおじさんはその有名人を殺したおじさんだと。私はその有名人の殺される前の状況を再現しているんだと。




そうなったら、つまり私はこれから殺されるということになる。そんなの嫌だ。それに有名人だって、殺されなくて済むのなら避けたいだろうと。




私はそのおじさんから逃げるために、自転車を速めのスピードで漕ぎ始めた。私が殺人鬼の存在に気付いたとバレてはまずいので、あからさまに"逃げてる"感を出さないように、あくまで「速め」に。また、スマホを取り出して、母親に電話をするふりをした。ああ怖い。




しばらく逃げていると、なんと私の母親が助けに来てくれた。もちろん自転車で。私は母親に合流し、殺される、追われていることを伝えた。私と母親の逃亡が開始された。




母親はとても冷静で、初めてナミビアのウィントフックに来たというのに、機敏に逃亡を先導してくれる。

途中で、人でごった返している飲食店に入り込み、敵の目をくらますという作戦になった。とりあえず見つけた飲食店に、人を押し除けて並んだ。平然とした顔で。でもあまりの人混みに、私は母親を見失ってしまった。あれ?どこだ?…




……というところで、目が覚めた。

こわい夢だったが、ナミビアのウィントフックにはめちゃくちゃ行ってみたい気持ちになった。

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