コラム10

3人で幼稚園に通う日々は順調に送られていった。

ナツが幼稚園に顔を見せる機会が多くなり、いつまでも黙っているのも決まりが悪く、ハルのクラスの懇談会でナツのことを説明した。

ナツがダウン症だということに気づいていたお母さんもいれば、全く気づかなかったよというお母さんもいたのだけど、みんな優しく受け止めてくれて、中には涙を流して話を聞いてくれたお母さんもいて、とても温かく受け入れてくれた。


わざわざ説明する必要があったのか、よくわからないけれど、こういうことを共有して、共感するのが、一つのシュフコミュニケーションなのかもしれない。

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