「幼稚園の保育参加の感想」 2016年5月24日(妻より)

先週の土曜日、幼稚園の保育参加行事だったので、家族みんなで行ってきました。


参加できる保護者は子ども1人につき1人。

普段あまり園に関わりのないお父さん向けの行事なので、なっちゃんと父ちゃんは地区センターで待機し、母ちゃんが参加した。


少しだけ自由遊びがあり、その後、教室に集合。

年少さん全員が集められ、簡単な手遊びの後、工作の説明。

ハルも手遊びは1回はやった!おー成長してる。

と思ったのも束の間、2回目やるよ~となったら、猛スピードで逃走。

そして、部屋の隅の本棚で、絵本を発見し、読んで~と持ってくる。

そして、その本を奪おうと?した友達と取っ組み合いのケンカ。


ちなみに、この説明の間、じっとしてられなかったのは、他に1人だけでした。

45人中、1位か2位の落ち着きのなさでした。相変わらず。


事前に当日の工作の内容は知らされていて、材料もいくつか持って行くことになっていた。

時間がそんなに長くはないので、どんなものを作りたいか、子どもと相談して、途中まで作ってきてもいいですよ、とのこと。

作るのはペットボトルキャップのタイヤと引っ張る紐のついた車、ということだけ決まっていて、タイヤの軸にする竹ひごとストロー、紐、飾りつけのテープなどが幼稚園で準備されて、本体とペットボトルキャップは持参。


かなり色々な作品が出来上がっていた。汽車やら新幹線、貨物列車、動物の形の車、飛行機などなど。

大人が大部分作る親子もいれば、ほとんど子どもが作る親子も。

うちは、私がやろうとしても、ハルに違うよーとか言われ奪われるので、ほぼハルが作った。


ぬいぐるみのメイが乗れる新幹線。

飽きっぽいハルなので、ある程度本体は作っていき、当日はタイヤと紐をつけるだけの状態で持って行ったけど、結構一生懸命やっていて、飾りつけも追加したりしていた。


その後は園庭で作った車を走らせて遊び、帰りの会では、また手遊び。

また逃走。


最後は紙芝居を先生が読んでくれる。

三匹のこぶた。

でも、今日はせっかくだから、お父さんお母さんにも手伝ってもらおうかな~となり、本を読むのが大好きな母ちゃんは、真っ先におおかみに立候補(笑)

そして、渾身のおおかみ(笑)

ハルはいつも通り、ものすごく怖がって、大絶叫「あー!!だめだ!!食べないで!!」他の子もそうなのかと思いきや、他の子はしーんと聞いている。


先生に後で聞いたら、いつもハルだけ、怖がって大騒ぎだそう。

意外と?感受性が豊かなんだね~。

母が怖がらせ、息子が大絶叫という、変な親子でした(笑)


その後は、園長先生とお父さんの懇談会。

全園児のお父さんで、希望した人が集まる。

30人くらいいたかな?うちは、私がお父さんポジションなので~!と言って母ちゃんが参加。


1人ずつ自己紹介がてら、思うことなどを話していったんだけど、この幼稚園を選んだ理由を話す人が多く、お父さんたちも、やっぱり普通より、ずーっと真剣に子どものことや色んなこと考えてこの園を選んでる人がとても多くて感心した。

そして、ほとんどの人がフルネームで自己紹介したのには、驚いた。

この幼稚園では、お母さん同士は下の名前やニックネームで呼び合うこと、という慣習が受け継がれているんだけど、その事をお父さんたちも知っていて、そのことに照れたりせず、みんなそれにならっているということ。


大人の男性がフルネームで名乗ること自体、かなり稀なことだよね。結構すごいよね。

さすがに、お父さん同士は実際は名字で呼び合ってるっぽいけど。


呼び名もそうだけど、この幼稚園では、やった方がいいかな?と思うことを、ためらわず実行する父母が多い、というか、そうしよう!という空気がある。


登園降園のときに、すれ違う人には(知らない人でも)挨拶をする、地区センターの掃除やタオル類の洗濯はできる人がやる、送迎とかで困ってる人(妊娠、出産など)がいたら助けられる人が助ける、みたいなことを、みんなが自然とやっている。


年長や年中のお母さんや、上の子がいるお母さんが、新しく入ったお母さんにもそういう文化、慣習を伝えていっている。

そういうとこを見ても、本当に特別な幼稚園なんだな、と感じる。

ハルの普段の様子も垣間見れたし、面白い保育参加でした!

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