「子どもの遊び」 2015年1月31日

親子三人で近くの公園へ行った。

同じ年頃の親子何組かが遊んでいて、友達同士のようだった。


主夫になってからしょっちゅうハルと公園に行くけど、父子だけの組合せを見ることは稀で、居たとしても、ぽつんと離れて遊んでいる。

父親同士で話をしたことはない。


これまで、2歳児はまだ他の子と上手に友達付き合いはできないから、という都合の良い教育論を隠れ蓑に、僕は公園などで他の親子と関わろうとしてこなかった。

一方で、妻は息子が1歳まで親子の溜まり場へ行って遊んでいたこともあり、フランクに入り込んでいける。


妻のおかげで、今日は同じ2歳の子3人組に混ざって遊ばせてあげることができた。ハルはとても楽しそうに遊んでいた。

遊び道具の取り合いをはじめて泣いたり泣かせたりもしながら、やっぱり楽しそうに遊んでいた。


他人と関わることは、時には楽しくない思いをすることもあるだろうけれど、人間として生きていくためにはある程度の社会性を持たなければならない。

有無を言わさず、自然に(親の直接的な努力なしに)社会性を身につけることができるのが、保育園や幼稚園なのかもしれない。

保育園を僕自身の都合で辞めさせてしまった(もちろん親子で毎日過ごせることは幸せではあると思うが)代わりに、埋め合わせる必要があるのだろうなあ。


子どものために、やりたくないことを親がどこまでやるべきなのか、そういうのはよくわからないけれど、実際は最初のハードルが一番高い。

そういうことはこれまでたくさん経験してきた。

一度入ってしまえば、きっとそれなりに楽しいんだと思う。

来週また公園に行って遊ぼう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る