蛮人日記２０１９

５月２８日・２９日・３１日

　終点下車。駅から職場まで、徒歩で移動した。売店に行き、朝食を買った。空いている卓席に座り、菓子パンを食べた。携帯ラジオの電源を入れた。情報番組を聴きながら、冷やしコーヒーを飲んだ。今日の話題は「ある高速バス乗り場の問題点について」であった。電源を切り、卓上を片づけた。

　午前業務終了。食堂に行き、Bランチの食券を買った。今日のＢは魚と野菜の天ぷら。カウンター席の隅っこに陣取り、飯とオカズと汁を腹中に流し込んだ。売店に行き、冷やしコーヒーを買った。窓際の席に座り、椎名誠の『フィルム旅芸人の記録』(集英社文庫)の再読を始めた。抜群に面白い本である。

　地元駅下車。自宅近傍のスーパーに足を進め、イカの刺身とマグロのたたきを買った。今夜はこれで一杯呑(や)るつもりである。帰宅後、ラジオを聴きながら、腕立て伏せをやった。浴室に行き、温水を浴びた。居室に行き、愛機を起動させた。セルバンテスを呼び出し、雑文(つまりこれ)の編集を始めた。

♞「ひとこと」のスペースを利用して、日記を書いてみることにしました。

　職場到着。売店に行き、菓子パンとホットコーヒーを買った。休憩広場に行き、窓際の卓席に座った。パンを齧りながら、コーヒーを飲んだ。ラジオの電源を入れ、情報番組を聴き始めた。今日の話題は「企業間リユースの現状について」であった。電源を切り、フィルム旅芸人の記録の続きを読んだ。

　午前の仕事が終わった。食堂に直行し、Ａランチの食券を買った。今日のＡはビーフシチュー。実際は「牛筋の煮込み」みたいなものだが、俺はこういう料理が嫌いではない。日替わり小鉢は温泉卵。食後に抹茶アイスを食べる。デザートなんて、久し振りだ。その後、旅芸人の記録の続きを読んだ。

　帰宅後、ラジオ番組を録音したテープ(夏場所の表彰式)を聴きながら、腕立て伏せをやった。浴室に行き、温水を浴びた。左足の親指に血まめができていた。痛みはない。こういうものは「自然に破れる」のを待った方が良い。

　念入りに足を洗ってから、浴室を出た。体を拭き、服を着た。明日の朝、血まめに消毒液をぶっかけるつもりである。居室に行き、愛機を起動させた。

♞今宵の酒肴は刺身の盛り合わせ。飯は豚肉とニンニクの芽炒め弁当。

　ラジオの電源を入れた。コーヒーを飲みながら、情報番組を聴いた。今朝の話題は「インスタ映え…ならぬ『インスタ蠅』について」であった。電源を切り、本を開いた。旅芸人第２章「静かにのたうち回る日々」の続きを読んだ。

　午前業務終了。職員食堂に行き、Ｂランチの食券を買った。今日のＢは白身魚の衣揚げ。小鉢は冷奴。衣揚げ消滅後、丼飯に味噌汁をぶっかけ、ザバザバと腹中に流し込んだ。まったく虚しい食事(の風景)である。

　水分補給後、最近見つけた休憩場所に移動した。ちょっと暑いが、贅沢は云えない。横着な奴らの不毛トークを(大音量で、強制的に)聞かされるよりは、百億倍快適である。喧嘩が勃発する前に、ここが見つかって良かった。

　全業務終了。ロッカールームに行き、着替えと身支度を済ませる。施錠後、職場を出た。坂道を下り、住宅地を抜け、中華料理店に入った。焼き立ての餃子を酒肴(さかな)にして、冷たい清酒を呑んだ。その後、野菜炒めで飯を食べた。この店は調理者によって、料理の味や質が変化するようだ。

　帰宅後、温水を浴びた。居室に酒の道具を持ち込み、ハイボールを作った。あまり旨くない。主な原因は「俺の腕が悪い」「氷が不味い」の二点である。この氷の材料、すなわち、水は「どこの水」なのか、大いに気になる。

♞以上は「３０日の日記」です。昨日書けなかったので、今日書きました。