第245話 報酬と縁談

 月面探査機のようなケージを使った帰還作業は、三回目も無事に終了しました。

 時差を考慮してヴォルザードを朝出発、それでも日本では日が暮れています。


「やぁ、国分君。お疲れ様」

「お疲れ様です、梶川さん」

「例の門だけど、今探しているから、もう少し待ってもらえるかな」

「はい、よろしくお願いします」

「それと、生徒の皆さんの帰還に対する報酬だけど、そろそろ払い始めた方が良いかと思っているのだけど……」

「あっ、そう言えば、報酬を忘れてました」


 報酬の取り決めもしないで帰還作業だけ進めていたら、またクラウスさんから怒られちゃうところでした。


「その報酬なんだけど、以前に取り交わした約束通り、生徒一名を帰還させる毎に鉄八百キロで構わないかな? 変更するには色々と手続きが必要だから、今のままにしてもらえると有り難い」

「えっと、そうですね。帰還作業も楽になりましたので、それで結構です」

「では、前回と同じD10という規格の鉄筋で用意させてもらうよ。これまでに帰還させてもらった生徒さんと先生、それに外務副大臣一行の往復分も加えて、今の時点で約三十トンになっているからね」

「さ、三十トン!」

「鉄筋にして一万本だね」

「えぇぇぇ……」


 日本政府にとっても、ヴォルザードにとっても都合の良いように取り決めた報酬ですが、まさか三十トンもの量になるとは思ってもいませんでした。


「驚いているみたいだけど、残りの生徒さん達も帰還させると、あと百四十トンぐらい支払うことになるんじゃないかな」

「えぇぇぇ……ちょ、ちょっと待ってもらって良いですか」

「向こうの世界では、鉄は日本よりも価値があるって言ってたものね。急激に輸出しちゃうと価格に大きな影響を与えてしまうかな」

「そう思いますし、元々ヴォルザードは鉄を買う側だったので、他の街との関係も変わってしまう気がします」


 ヴォルザードのダンジョンからも鉱石が産出しますが、それは鉄とか銅などの生活品に用いられるような金属ではなく、金とか銀などの貴金属類が殆どだそうです。

 そのため、剣や槍などを作るための鉄は、マールブルグから輸入していると聞いています。


 それが一度に三十トンもの鉄を仕入れる、しかもマールブルグのものよりも純度が高いとなれば、大きな影響が出ないはずがありません。


「とりあえず、三十トン分の鉄筋については、既に倉庫に準備してあるから、いつでも持ち出して構わないよ」

「そ、そうですか……ちょっとヴォルザードに戻って相談してきます」


 何だか高笑いするクラウスさんの姿が目に浮かぶのは、気のせいじゃないですよね。


「あぁ、それと国分君。例の魔石、ゴブリンを入れてある檻の中で、空気に混ざるように崩壊させてみたそうだよ」

「そうですか、一番無難な方法だと思います。結果はどうでした?」

「良好みたいだよ。観察を担当している者の話では、どうやら暴れると魔力を消耗するようだね」


 ゴブリンにも個体差があるらしく、慣れない環境に怯えて暴れるものもいれば、あまり関心が無いのか静かにしているものもいるそうです。


 暴れれば、当然体力を消耗しますが、魔物の場合は魔力も消耗するらしく、同じように消耗したゴブリンを二頭選び、片方には魔石を与え、もう片方には与えずに観察したところ、回復の度合いに明らかな違いが見られたそうです。


「これからも、ゴブリンについては、観察を続けていくそうで、行く行くはパンダ外交ならぬゴブリン外交として役立てたいという思いもあるらしいよ」

「ゴブリンなんて……って思うのはヴォルザードに慣れてしまった僕らの感覚なんでしょうね」

「そうだね。だってゴブリンだよ、あのゴブリンが生きた状態で見られるならば、世界中のファンタジーマニアが狂喜すること請け合いだよ」


 そう言えば、オークの投石で死亡した田山が、渡瀬と一緒に行っていたネット中継は、もの凄いアクセス数を稼いでいました。


「それでねぇ、国分君。ゴブリン以外の魔物とか捕まえて来られないかな? コボルトとか……」

「それは可能ですけど、野生のコボルトは僕の眷族みたいに可愛くないですよ」

「そうなのかい? でも、野生のコボルトでも二足歩行したり、物を握って使ったりするんだよね?」

「それは、まぁ、使ったりするみたいですね」

「大きさは、国分君の眷族と同じなのかな?」

「はい、殆どのコボルトは百二十センチぐらいですよ」

「では、生徒さんの帰還作業に影響が出ない形で、コボルトを捕まえて送ってよ」

「金額は、いくらで買い取ってもらえるのでしょうか?」

「ゴブリンの時と同じでどうだい?」

「分かりました。そちらも検討させてもらいます」

「それで、国分君、申し訳ないんだが、また少し魔石を融通してくれないかな?」

「またですか? まぁ、ゴブリン絡みの実験も増えてそうですもんね」


 魔石をトランク一杯売却した後、鉄筋が置いてある倉庫へと案内してもらいました。

 倉庫の内部は監視カメラで撮影がされているそうで、鉄筋の持ち出しは自由だが、その場合、備え付けの書類にサインをしていくように言われました。


 さて、ヴォルザードに戻って、クラウスさんと相談しましょう。

 ギルドの執務室を覗いてみると、クラウスさんは苦虫を噛み潰したような仏頂面をしています。


 机の上には、放り出された高級そうな封筒と手紙が二通。

 アウグストさん、アンジェリーナさん、ベアトリーチェの三人は、呆れたような困惑したような表情を浮かべています。


 たぶん、あの手紙が原因なのでしょうが、何事でしょうかね。

 一度廊下へ出て、執務室のドアをノックしました。


「誰だ!」

「ケントです」

「入れ!」


 ぶっきら棒なクラウスさんの声には、いつも以上に険しい響きが混じっています。


「どうした、帰還作業で問題でも起きたか?」

「いえ、そちらは順調に進んでいますが、少しご相談がありまして……」

「面倒事ならお断りだぞ。自分で何とかしろ!」

「そうですか……帰還作業の報酬として鉄を大量に仕入れたのですが、仕方ないからバッケンハイムの……」

「待て、待て! そういう事は早く言え。どのぐらい有るんだ? 五十コラッドか、それとも百コラッドか?」

「えっと……千九百弱ですね」

「はぁぁぁ? 千九百だと……ふっ、ふふふ……ふはははははは!」


 クラウスさんは、目を剥いて驚いた後で、予想通りの高笑いを始めました。


「でかした! さすがはリーチェの婿だ! こんなもの……」


 クラウスさんは机の上に放り出してあった手紙を手に取ると、ビリビリに破いて、グチャグチャに丸めてゴミ箱に叩き込みました。


「父上、よろしいのですか?」

「ふんっ、こんなふざけた手紙、まともに取り合ってられっか! ケント、その鉄は、いつ持ち込める? それと、鉄の他に銅は手に入るか?」

「鉄は、いつでも持って来られますし、銅も手に入れる事は可能だと思います」

「そうか、ならば銅を仕入れられるか、問い合わせておいてくれ」

「はい、それは構いませんが、何かあったんですか?」

「あぁ、マールブルグ家が、ふざけた事を言ってきやがってな。だが、鉄と銅の確保さえ出来れば何も心配ねぇ」


 さっきまでの仏頂面が嘘のように、クラウスさんの表情は緩みっぱなしです。

 と言うか、絶対何か企んでいる悪い笑顔ですよね。


 今ひとつ話の中身が分からないので、アウグストさんに視線を向けると、苦笑いしながら説明してくれました。


「あの手紙は、マールブルグ家からの縁談の申し込みだったのだ」

「縁談……ですか?」

「ランズヘルトの領主家同士が縁談を結ぶのは珍しい話ではないし、マールブルグ家から申し出があれば、通常は真摯な対応をするものだ」

「あれ、そう言えば、手紙は二通あったような……」

「そうだ、良く見ていたな。縁談の申し込みは二通、しかも同じマールブルグ家からだ」

「マールブルグ家から……二通?」


 思わずオウム返ししてしまうほど、意味が分かりません。


「マールブルグ家の次期当主と思われる人物は、二人居るんだ」

「えぇぇぇ……もしかして、また馬鹿息子の家督争いですか?」

「ふはははは、ケント、お前はよくよく他家の争いに縁があるらしいな」


 僕がうんざりした声を上げると、クラウスさんは面白くてたまらないようです。


「いや、でも今回、僕は関係ありませんよ」

「何を言ってやがる、関係大有りだ。誰がヴォルザードに大量の鉄を持ち込むんだ?」

「あぁ、マールブルグ家って事は、鉱石の取り引きも絡んでるんですね?」

「そう言うことだ」


 マールブルグ家の次期当主とされる兄弟アールズとザルーアは、いわゆる二卵性の双生だそうで、髪や瞳の色、面差しも似ていないそうです。


 よく御伽話では、家督を相続する子供が双子だったりすると、一方を里子に出したり、殺してしまったりしますが、ランズヘルトでは同じように育てるのが一般的だそうです。


 二人の兄弟が互いに支え合い、足りない部分を補い合うといった関係が理想なのでしょうが、マールブルグ家の兄弟は犬猿の仲なのだそうです。

 まぁ、仲の良い兄弟だとしたら、二通も手紙が届くはずもないですよね。


「どちらか一方でも優秀で、この先も見込みを持てるならば考えるが、どちらも大差無い才能で、先行き不安ではアンジェを嫁になんか出せるものか」

「マールブルグ家の兄弟って、そんなに才能無いんですか?」

「アウグストやバルディーニと比べたら、身内の贔屓目を差し引いても才能に乏しいな」


 アウグストさんに関しては、確かに優秀な方だとは思いますが、あのバルディーニより劣っていると聞かされると、どんだけ酷いのかと思ってしまいます。


「でも、断わってしまって大丈夫なんですか?」

「だから確認したんだ、銅は確保出来るのかと」

「それって、もしかして縁談を断われば、鉱石や鉱物資源の取り引きを差し止めるとか言って来たんですか?」

「そうだ、アールズだけだがな」

「それなら、もう片方のザルーアの方が見込みあるんじゃないですか?」

「駄目だ、駄目だ。アンジェかリーチェ、気に入った方を正妻、そうでない方を妾にしてやるなんて言ってくる馬鹿野郎だぞ。話になんねぇよ」

「あぁ……なるほど。タイプは違えど二人ともアホなんですね」

「そう言うことだ。ついでに言うならば、それを止める部下も居ないってことだ」


 今回、二通の手紙が同時に届いたのも、お互いが牽制し合い、出し抜かれないようにするためのようです。


「この手の馬鹿共は、お互いフェアに……なんて言いながら、相手を出し抜くことしか考えてねぇ。自分達の行動が、どう見られているかまで頭が回らねぇんだよ」


 辛辣な言い方かもしれませんが、クラウスさんの言葉に納得しました。

 家督争いは、あくまでも自分達の家の問題なのに、それを外部にも悟られてしまうような行動は控えるべきです。

 そこに頭が回らないのですから、才能が無いと思われても仕方がないでしょう。


「それでは、マールブルグ家からの申し出は断わるんですね?」

「まぁ、何か言って来るまでは放置だな。ただし、ヴォルザードの商人にはギルドから通達を出すぞ。マールブルグとの取引が止まる可能性があるとな」

「そんなこと言って大丈夫なんですか?」

「馬鹿野郎、本当に取引が止まってからじゃ対処出来ないだろう。そのためにも銅が仕入れられるか早めに確認してくれ」

「分かりました、ちょっと連絡してみます」


 借り受けているスマホを使って梶川さんに連絡を取ると、銅を仕入れる事は可能だという返事が戻って来ました。


「じゃあ国分君、今日もらった魔石の代金の一部を銅の仕入れに回す形で良いね?」

「はい、よろしくお願いします」


 電話を切ると、クラウスさんが満面の笑みを浮かべています。

 そう言えば、日本語が分かるようになったんでしたね。


「ケント、その三トンというのは、何コラッドになるんだ?」

「はい、約百九十コラッドです」

「上出来だ。その銅の純度も鉄と同様なのか?」

「はい、同じ程度と思っていただいて結構かと……」

「いいぞ、いいぞ。これで話が拗れたとしても、マールブルグに対して優位を保てる」

「ランズヘルトの領主同士は、対立はしていないんですよね?」

「まぁ、現状では……だな。それぞれが対等の利害関係にあるから殆ど揉めないが、ニホンから鉄や銅を輸入するとなると状況が変わる可能性があるからな」


 ヴォルザードとマールブルグの直接の関係も変わりますし、バッケンハイムとの関係を考えれば、鉄や銅を売り込むライバルになる可能性もあります。


「実際に行ったから分かるだろうが、マールブルグには鉱物資源の他には売りとなる産業が少ない。生活の根幹を支える産業が揺らげば、領主の足元も揺らぐだろうな」

「もしかして、アンジェお姉ちゃんを嫁に出したくないだけじゃ……」

「ば、馬鹿言ってんじゃねぇよ。嫁には出すが、馬鹿野郎のところには嫁がせないだけだ」


 まぁ、確かに話を聞いただけでもマールブルグ家の二人では、アンジェリーナさんを任せられませんけどね。


「それにしても、マールブルグ家との関係は、これから難しくなりそうですね」

「そもそも、そうなる一因を作ってる奴が、何を呑気な事を言ってやがる」

「うっ、それはそうなんですけど……」

「それにな、ヴォルザードが大量の鉄をニホンから入手出来るのは、ケントの仲間が帰るまでの話だろう」

「同級生のみんなの帰還作業が終われば、鉄を報酬として受け取るのも一旦終了になりますけど、日本では実験に使う魔石が必要とされていますので、魔石を謝礼に鉄の輸入は可能ですよ」

「おぉ、そうか。ニホンには魔素が無いって言ってたな。それならば、ある程度の期間は安定して鉄や銅を仕入れられるな」


 クラウスさんは、腕組みをして目を閉じると何やら考え込み始めました。

 アウグストさんも顎に手を当てて考えを巡らせていましたが、ふっと視線を上げてクラウスさんに話し掛けました。


「父上、将来的にマールブルグの領地を手に入れるおつもりですか?」

「そこまでするメリットがあると思うのか?」

「いいえ、うちが領地の拡大を図れば、他の六人の領主から横槍が入るのは必定でしょう」

「それだけじゃないぞ。領地の拡大をするには、そこの住民からの支持も得られなければならん。単純に追い出すだけでは、領地を拡大したことにはならんからな。土地を治め、人を治めて初めて自分達の領地になる……お前は、そんな面倒な事がやりたいのか?」

「いいえ、お断りします」

「ならばアウグスト、お前は何を目指す? 何を求める?」

「そうですね……収入や権利といったところでしょうか」


 クラウスさんは、軽く頷いた後で、僕に質問してきました。


「ケント。ニホンは、ランズヘルトの資源開発を望んでいるんだよな?」

「はい、日本は島国で国土が狭いので、資源は他の国からの輸入に頼っています」

「それならば、マールブルグの鉱山開発を仲介してやるか」

「うーん……マールブルグは、鉄の鉱山としては有望じゃないと思います」

「ほう、何でだ?」

「日本が鉄鉱石を輸入している国の鉱山は、山全体が高い純度の鉄鉱石で出来ているそうです」

「はぁ? 山全体が鉄鉱石だと?」

「はい、掘ると言うよりも崩していく感じですね」


 以前、テレビのクイズ番組かバラエティ番組で見たのですが、ブラジルの鉱山では、巨大な掘削機械で山を崩して、巨大なダンプで運んでいる様子を放送していました。

 マールブルグの場合は、坑道を掘り進んで鉱脈に辿り着く形なので、掘り出す手間が掛かり過ぎる気がします。


「山全体が鉄の鉱石ってことは、鉱石が剥き出しになってるってことだよな?」

「はい、そうなりますね」


 クラウスさんは、アウグストさんと顔を見合わせた後で肩を竦めてみせました。


「そんな山は、ランズヘルトには無いぞ。少なくとも俺は聞いたことが無い」

「そうですか。だとしたら……」

「何だ、どこかに心当たりでもあるのか?」

「分かりませんけど……もしかしたらダビーラ砂漠?」

「はぁ? 砂漠だぁ?」


 ダビーラ砂漠には、バルシャニアとの境にしか行ったことがありませんが、心なしか砂が赤っぽかったような気がしました。

 ダビーラ砂漠は砂と岩ばかりの痩せた土地だと聞いています。


 砂だけだったら可能性は低いですが、岩があるならばもしかすると鉄鋼石の山があるかもしれません。


「ダビーラ砂漠には俺も行ったことがないが、例え鉱山があったとしても、そこに掘削の拠点を作るのは……いや、ケントが居れば可能か」

「そうですね。影の空間経由ならば、物を輸送するのには問題ありません。人も送還術で送りこめますね」

「もし大規模な鉱山が発見されたら、所有権を含めてリーゼンブルグとバルシャニアが揉めることは間違い無いだろう」

「えぇぇ……せっかく長年の争いが終わるかもしれないのに」

「だったら、お前が公平になるように分配を仕切るしかねぇだろうな」


 リーゼンブルグから日本政府への賠償金は、まだ三十億円以上あります。

 それを確実に返済するには鉄鉱石の輸出は良い方法なのかもしれませんが、鉄の材料だから鉄よりも相場は安いはずだよね。


 膨大な量を輸出しないと賠償金を払えない気がしますね。

 と言うか、ギガースの魔石一個で払い終えたかも……って、今更気付いても遅いですよね。


「どうした? ケント」

「いや、何だか凄い大きな話になりそうで、ちょっと上手く想像できないですね」

「まぁ、新規の鉱山開発なんて話は、一個人が取り扱うものじゃねぇからな。それよりも、お前は仲間の帰還を着実に進めることだけ考えておけ」

「そうですよね。僕には、そっちの方が重要ですよね」

「さっさと終わらせちまわねぇと、バルシャニアの皇女様が出発したんだろ? 家の支度やら受け入れ準備が終わらなくなるぞ」

「あっ、その件なんですが……」


 バルシャニアで起こっている襲撃事件について話をしましたが、クラウスさんもアウグストさんも、意図的に他人を魔落ちさせる方法は知りませんでした。


「意図的に魔落ちさせるならば、長期間に渡って、食い物に魔石や魔物の肉を混ぜれば良いが、そんな感じではなさそうだな」

「はい、もっと即効性がある方法のような気がします」

「ヴォルザードまでその方法が流れてくるにしても、まだ時間が掛かるだろうが、起きてから対策を取るのでは後手に回ることになる。バルシャニアで何か分かったら、こちらにも情報を流してくれ」

「はい、情報が入り次第、報告するようにします」


 何だか、年末年始の休みをノンビリと過ごしたツケではないのでしょうが、色々なトラブルがジワジワと忍び寄って来ている気がします。

 大きなトラブルが起こる前に、帰還作業だけでも終わらせておきたいところです。

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