主人公がどうありたいか

物語を書く場合に必然的に求められるものはなにか?


まずはテーマだろうなあ。


この物語にはどんなテーマが隠されているのか。

どんなテーマを描くのか。


作者はなにを訴えようとしているのか。


それをはっきり決めるべきか。


たぶん、無理だ。


はっきりと訴えたいことを決めたら書けなくなる気がする。


あいまいでぼんやりとした感じのテーマで書いているのが事実。


いや、テーマもないのかもしれない。


ただひたすら、彼らの日常と非日常を描きたいだけ、

そのなかで彼ら自身がなにを思い、どこへ向かうのかを知りたいがゆえに書いているのかもしれない。





主人公には「どうありたいのか」「どこへいきたいのか」「何がしたいのか」といった目標が必要だ。

現状に満足している主人公は主人公になりえない。ストーリーも工場のコンビナートで、ただひたすら同じ流れ作業をしている姿を永遠に流すだけのものになってしまいそうだ。


でも、わたしの描く主人公たちの目指すところは定かではない。

ただ今やるべきことをしているにすぎない。






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