ロン・リーの詩

これこそが正しいというものがこの世にあるだろうか

もしもそれがあったとしても信じてるふりをするだけ


座右の銘なんてあったりしたら心はがんじがらめ

おいらはいつでも自由でいたい大空を飛ぶように


でも本当にそうだとしたら気を付けなきゃいけない

座右の銘を持たないと決めるとそれが座右の銘になる


つまり何が真理かなんて誰にも分からない

おいらは結局不自由なんだ鉛の翼を広げて


だから…


心はいつも遊ばせるのさ

清らかな水が流れるように

心はいつも解き放つのさ

透き通った風が吹くように





自分が間違っていやしないかと横目でいつも確かめる

何一つ正解なんて分かっちゃいないから


正しいと信じているやつはおいらを覗き見てる

つまづき転んだおいらを見ながら笑い飛ばすために


でも時代は移り変わるんだ季節は変わるのさ

真夏に正しいと信じてることは真冬では間違っている


価値の基準はいつもぐらぐら何を信じるのか

みんな結局思い込みなんだ考え続けよう


だから…


心はいつも遊ばせるのさ

夢の中に舞う蝶々のように

心はいつも解き放つのさ

無限と夢幻の時空の彼方に





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