タオ老人の唄

スーパーノヴァとブラックホール

汝は悪魔かはたまた神か


混ざり溶けあう光と闇で

真実なんて分かりゃしないよ


聞こえているかい光の姿

見えているかい暗闇の音


味わっているかい甘美の毒

触れているかい愛情の棘


嗅いでいるかい潮の流れを

感じているかい何かの気配


禁断の剣を手に取れば…

聖なる盾を手放したらば…


谷に落ちるか踏みとどまるか

人の心は皆綱渡り


ひとたび剣を突き刺せば

虚無に飲まれて彷徨い堕ちる


盾を構えよ地獄の底で

灯し火見えるその日来るまで


深い闇夜に木霊するのは

神の言葉か悪魔の声か


薄暗がりに浮かび上がるは

血に染められた無表情


見破る『鍵』は心の奥に

澄んでなければ見つからないよ


いにしえからの叫び声

とこしえまでの繰り返し


いにしえからの繰り返し

とこしえまでの叫び声




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