　新しいことを始めるときには、それなりのカロリーを消費するものですが、それでも、ふとした瞬間に、あ、始めてみよう、と思うタイミングがあるわけで、そうしたタイミングを逃してしまうと、始めるのがより一層億劫になってしまいます。

　バスを待っているときに、ふと以前から気になっていた音楽のことが頭に浮かんで、それでその曲を聴いてみたのですが、これが非常に良い曲でした。こんなふうに、何かを始めてみて、それが自分にとってプラスになることは、それほど高い頻度で起こるとはいえませんが、そうした予感に従ってみるというのも、行動を起こす際の指標として必要であるように思えるのです。しっかりと計画を立てて、それから行動するのも間違いではありませんが、論理的思考だけでなく、直感を伴った二本立てで判断する必要があるだろうということです。

　これは、論理的に恋愛をしないのと同様の理屈です。する人もいるのかもしれませんが、自分はたぶんしないと思います。友達になるのも同じです。「友達になろう」と言って友達になるのは、些かわざとらしい気がして好きではありません（関係なし）。