第409話 大学の授業は授業ではない?

 昨日は、大学の授業の復習をした。はい、終わり、という内容だが、五百文字書くと決めているので、書かなくてはならない。


 復習をする際には、ノートの内容を参照しながら、もう一度同じノートを書く、という方法をとることにしている。一般的な復習の方法とは異なるかもしれないが、こうすることで、授業の流れを掴みやすくなり、結局のところ何を一番言いたいのかが分かるようになる(と信じている)。また、頭の中で展開するだけでなく、実際に書くことで、書いたときの感覚がそのまま保存され、記憶がより強化される(ような気がする)。


 大学の授業は、あくまで学問への入り口にすぎないので、受けるだけで、関連事項を自分から学習しない限り、ほとんど意味のないものになってしまう。というわけで、ただ復習しているだけでは、単なるテスト対策にしかならない。高校までの授業とは違って、大学の授業は、こういうものもありますよ、という紹介のようなものだと思った方が良い。その紹介を受けて、興味を抱くものがあれば、もう、授業の進行とは関係なしに、自分から勉強するのである。


 今日はこのあと授業なので、授業である。

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