第28話 side 白鳥美玲
昨日はなろうにて約2000pv、カクヨムにて約2600pvを記録しました。またそれぞれのサイトで1万pvを達成しました。ありがとうございます。
またなろうでは日間ランキング95位を記録しました。読者様のおかげです。ありがとうございます。
下にある星を押してくださると嬉しいです。また本作品を読む際はフォローをしてくださると励みになります。
今日は朝昼夕の3本投稿です。12時と17時を予定しています。
ではよろしくお願いします。
ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
-------------------
私は自分で言うのもなんだが人を見る目がある。
今まで親しくしてきた人には悪い人はいなかった。
それは関わる人を選別しているからだ。
私はいつも第一印象で相手の性格などが大体分かってしまう。
だから彩の交際相手があいつであることがすごく嫌だった。
私と彩の出会いはデビューにまで遡る。
私と彩は同い年でデビューもほぼ同時期、事務所も同じだった。
私も彩も容姿は良い。必然的に事務所に推される立場となった。
そして彩と初めて共演して話した時、この子はスターになると直感的にわかった。
スタイルや顔、それに性格まで完璧だった。
彩は相手のことを1番に考える優しさを持っている。
だから私と彩が仲良くなるのには時間がかからなかった。
そして仲良くなるにつれてお互いの彼氏の話をすることもあった。
ただ私は彩の彼氏があいつである事にショックを受けた。
あいつと初めて会ったとき、彩のことをアクセサリーのように見ているように感じた。
もちろん、表面上は彩に対して優しく接している。ただ奥底では違うようだった。
私はさりげなくやめておけと言ったが、何度も言うと角が立つので言えなかった。
そんな時、彩が結婚するというニュースが流れた。
まさかあいつと結婚してしまったのかと考えたが、相手は銀行員らしい。あいつと職業が違うのはなんでだろうと思った。別れたなら良かったと思ってた。
ただその疑問はすぐに解消された。
偽装結婚だったんだ。あいつとはまだ別れていないらしい。
私は彩と結婚相手の会話を聞いてしまった。
ただ結婚相手にしている人はあいつよりも断然良い人だった。
確かに地位も名誉も金もない。それに加えて顔もサッパリだ。
でもあいつにはない優しい気持ちがある。
私は彩を支えれるのは康太しかいないと思えた。
彩は今はまだあいつのことが好きかもしれない。
でも私はこう断言できる。
いずれ彩は康太に惚れると。
私は彩と康太が偽装結婚ではなく本当の結婚になるようにしたい。
それが将来的には2人の幸せになると思えるからだ。
そのために私は出来るだけサポートしていこうと思う。
なんてったって私は彩の唯一の親友だから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます