第49話 ベッドの下には
友達の部屋に遊びに行った。
「ベッドの下に何かいる気がするの」
「へえ、都市伝説みたい」
軽い気持ちで覗きこんだ私は、一気に2mほど後ずさった。
『オカアサン』それが鳴いた。
友達が弾けるように笑いだす。
「びっくりした?鏡だよー」
無邪気と無知は恐ろしい。
私はそっとお腹を擦った。
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