〜君を僕は許さない〜

あんな喧嘩をして3ヶ月たったある日

君はいきなり

『この間はすまなかった。少し言い過ぎた』

と謝罪して来た。

それはもう心からの謝罪だったと言える。


しかしこの時の僕は君の事をまだ許せずにいた、そんな僕の口から出た言葉は『今更何言ってんの』と、とても冷たい言葉だった。


それを言われた君は、まるで押し殺し続けていた言葉を全て吐き出すかの様に、次々と罵倒し始めた。

最後に君は『僕はもう君なんて知らないからな』と言って去って行った。


僕は君があんなに感情的に怒る姿を、見た事が無かったから、その後ろ姿をただ唖然と見るしかなかった。

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