〜君を僕は許さない〜
あんな喧嘩をして3ヶ月たったある日
君はいきなり
『この間はすまなかった。少し言い過ぎた』
と謝罪して来た。
それはもう心からの謝罪だったと言える。
しかしこの時の僕は君の事をまだ許せずにいた、そんな僕の口から出た言葉は『今更何言ってんの』と、とても冷たい言葉だった。
それを言われた君は、まるで押し殺し続けていた言葉を全て吐き出すかの様に、次々と罵倒し始めた。
最後に君は『僕はもう君なんて知らないからな』と言って去って行った。
僕は君があんなに感情的に怒る姿を、見た事が無かったから、その後ろ姿をただ唖然と見るしかなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます