—制動力強化—

 ブレーキディスクの交換はまずジャッキアップ後馬に乗せ、落下などが無いよう輪留めを掛けます。これ、面倒くさがりがよく輪留めを端折るのですが……ダメですよ?絶対輪留めは必須です。特に車高の低いスポーツカーは間違いなく、落下した車の下敷きになりますので。


 そしてタイヤを外した後にブレーキキャリパーをズラして、ディスクを外す準備に取り掛かります。ディスク交換は本来キャリパーを外して行うのが良いのですが……ブレーキラインが繋がっているので、ボルトを緩めた状態でズラす方向にします。

 その際ブレーキラインを壊さないようにズラしつつ、且つキャリパーに繋がるサイドブレーキワイヤーも外して置きます。交換後にこれ戻し忘れると、サイドブレーキが効かずに大変な事となります。忘れてはいけません。


 さらにパッドを外したら、キャリパー内のピストンを押し戻す必要があります。ここで色々な代用品を使う方もいますが、出来れば専用工具を使うべきと思いますね。

 ピストンの傷がブレーキ性能に影響を及ぼしかねないので。


 そんなこんなでブレーキディスク交換を終えた後は、しっかり各部の固定を確認です。まさに基本です。ここで「アレ?このボルトは何処のだ?」ではシャレになりません……(汗)。


 と、ここでカスタムサイドに戻りますが——

 実の所キャリパーのダスト汚れが酷かった事に加え、足元を同色で統一したいとかねてより思っていました。


 特にボディ全体がほぼほぼ艶消し黒に染まった事で、タイヤ周りが完全に闇に消えてしまったと言う現状があったのです。


 そこでキャリパーをグリーン系で塗り上げる事にした訳ですね。

 順番としては、

◯キャリパー塗装

 ↓

◯ブレーキディスク中心部塗装

 ↓

◯ホイール内部塗装

 ↓

◯ホイールスポーク部塗装

 となります。


 塗料は耐熱塗料にフレッシュグリーン系の色が無く、通常のダイキ様で購入したフレッシュグリーンで統一とします。

 キャリパーと同じくブレーキディスクも、先に交換したフロント側が錆びで酷くなっていたのでフロント・リア共に塗装します。当然パッドとの当たり面を塗らない様、養生しての塗装です。

 ホイールではスポーク部のカッティングシートの劣化が激しく、洗車後の拭き上げですぐボロボロになるためそこも同一グリーンで統一です。


 そこで今回はひと手間。かつてスポコンが全盛だった時代に、左右で異なるデザインのホイールを履くという荒技が横行(ww)してました。そんな時代を塗装で再現しようと試みたのが今回のデザインです。はい、お金が無いんですね。と言いますか、265幅のホイールとかお目目が飛び出ますわ……(白目

 現在はフロントだけですが、カスタムの状況でリアもとは考えてます。


 さらに追加として、今度はホイール内側の塗装です。こちらも製品状態でブルー塗装されてましたが、どうもヤラレが酷く艶消し黒で塗った所。今度はそこを目立たせる方向での塗装です。

 おかげで錆び汚れの目立つ事ww(洗車が地獄……


 かくしてツートンで色分けされたホイールと、フロントフェンダー上のバイナルが合わさり……それはもうヤバい仕様のセブンと相成った訳なのです。

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