《整備手帳の様な物・カスタム2》
ここではガルウイングDIY装着をメインに書いて行きます。
と、書き上げたからって真似する人はいませんがww
そもそも言葉だけで説明しきれるものでもありませんので、雰囲気だけ察してくれれば幸いです。
まずはRX‐7へのガル装着で面倒なのが、その装着場所へ辿り着くまでの道のりです。
ガルキットは当然フェンダー内部のフレームまでむき出しにする必要があるのですが……そのフェンダーを外すために、いろんな物を外す事になるのです。
これはリトラクタブル式ライト(スポーツカーをスポーツカーたらしめる、パカパカするアレ)車特有の面倒くささで、フェンダーの取り付け部までにホイールハウス内のインナーカバーを外さないと到達出来ない事に起因します。そこにアクセスするためにはタイヤを外すのが手っ取り早く、当然ジャッキアップを余儀なくされます。
加えて、フェンダーを外すためのボルトがフロアサイドに二カ所あり……それを外すために社外サイドステップを外す必要があると——
最後にフェンダー前部のボルトはバンパーに押さえられる様に止まってるのでバンパーを外す必要があり……バンパーさえも無数のボルトで止められていると言う惨状。
それはもうクッソ手間のかかる作業と相成るのです。
(数カ所ボルトを外してフェンダーが外れる車種がうらやましす……)
全て外せばキット装着ですが、それがすんなり行く訳は無いですね……。
そもそもドアヒンジを外す所から始まり、その前にドアが落下しない様にテープでがんじがらめに……位置合わせと配線加工(RX-7はドア内から少し引き出したら行ける様でした)。
キット仮合わせではフレームが一部干渉するので、そこを強度低下が最小限となる様削り落として装着。
さらにダンパーを付けてカチ上がり角度と横開き角度調節が必要となる訳であります。
……まあそこで、最初に腰をやった次第なのですがww
そこで注目点。ボクが購入したキットはヤフオクで十万に満たぬ価格。ドアの開き方もあくまで汎用の域を出ない代物です。
通常日本車はガルウイングになど対応していないため、真上に上がると内装が確実に干渉するのです。そのため一度外に開いてから上に上がる構造となり、フェンダー内等でも少々加工が必要になります。
どうしても真上にカチ上げたいのであれば、うん十万から100万オーバーをかけてショップに任す事で真上へと開ける事が可能になります。その場合、ドア後部ヒンジや内装など無数に構造変更を余儀なくされますね。
(真上開きの実物を見るとイマイチ好みではないので、ボク的には今の方が好きっすww)
言うなればボクの仕様を一般的にバタフライ式、真上開きをランボルギーニ式、またはランボドアと言うはずです。
本来ガルウイングと言うのは……メルセデスベンツで採用されていた物が最初です。ルーフを支点に、ガル(カモメ)が翼を広げた姿に見える事からガルウイングと呼称される様になったのですね。(豆知識ww)
他にも後ろに向けて跳ね上がるシザースドア(ライカン・ハイパースポーツ)や、左右に回転しながら開くラプタードア(ケーニグゼグ アゲーラ)などがありますね。
……その車両のお値段は記載しかねます(涙)大丈夫、一般の人にはまず手が届きませんので……。
ええ……決してそれら車両が数億超えのハイパースポーツカーなどとは(あ
中々に恐ろしい工程ですよね?さあ皆もトライしてみよう!
(無茶振り……)
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