ロバート・フルトンの水中ボート
ロバート・フルトンは、蒸気船の最初の建造者として財を成した。
しかし、フルトンはその前に、水中ボートのアイデアを思いついていたのだ。それは、敵艦に気づかれずに接近して、爆薬をしかけるというものである。
アメリカ人のフルトンだが、フルトンのアイデアに最初に目をつけたのはナポレオン。
よし、お前の好きなようにやってみろと、イギリス船を攻撃させたのだが、散々な戦果だったため、ナポレオンから処刑されそうになったが、なんとか許してもらって命拾いをした。
ナポレオンに愛想をつかしたフルトンは、今度はイギリス側に自分のアイデアをもっていった。
当初のアイデアは改良され、魚雷としての性能を持っていたのだが、フランス艦隊に損害を与えることはできなかった。
イギリス側からも追われる身となったフルトンは、アメリカに逃げ帰り、ニューヨークで再起を図るべく、魚雷で船を爆破する実演を見事にやってのけた。
さあ、これはどうですとアメリカ政府に打診したのだが、アメリカ政府は全然乗り気にならず、結局フルトンの水中ボートのアイデアはどこにも採用されることはなかったそうだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます