アメリカのサムおじさん


 ニューヨーク州の精肉検査官サム・ウインクルは、一八一二年の英国との戦争の時、軍用の肉に『U・S』のスタンプを押していた。

 それを見た他の作業員たちは、彼の愛称である、アンクル・サムの略だと思い込んだ。サムおじさんである。

 この話が広まり、そして人々に認知され、アンクル・サムは合衆国=USAという意味にもなったのだ。

 思い込みというのは、時としてとんでもなく大きなことへと発展してしまうこともあるらしい。

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