008.詩作(試作):奈翁

その威容の刹那なる輝きを以て

切々たる雪華に塗れたる猛き陣容は

敗残の定められし雲下にて行軍の極限に

灰燼に帰したるモスコーの蹈鞴を踏む

パーシヴァルの知らぬ世界は未だ渺渺として

欧州の天地は複雑怪奇なる新情勢を生じ云々




※平成28年12日20日初出

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