2章8話 GMと深淵の渦亭
スメラギはゲームに関する
上からの指令 ユーザー数を増やせ
課金を増やせ!早く軌道に乗せろだ!
勝手な意見を聞かされて相変わらずうんざりしてるところに
ゲームチャットやメール
件名 あそぼー
件名 出かけよー
件名 (*゚▽゚)ノ
葵からだ!
ヤンデレかお前は!
20件来てるぞ
たまには気分転換にプレイヤーになるか
なんかヒントがあるかも知れん
プレイヤー名「皇(スメラギ)」で
ログインを果たす!
「うぃー」
「こんにちわ〜」
「おすおす!」
葵ちゃんと合流
やる気のない挨拶をすます!
「なんで俺な訳?友達居ないのかよ!」
「面白そうだから」
「端的に理由を述べよ!」
「偏屈で斜めに構えていて
素直じゃないところ、そして自信家」
「別次元の動物みたいでおもしろい
なってみたいけど私には慣れそうもないから」
全く褒められているようには聞こえん
悪いことに憧れるとかわからん世界だ!
友達に紹介したいから
仲間の集まる 酒場
擬似ギルドに行くらしい
【深淵の渦亭】
例の末期的廃人の巣である
入り口で例の歩哨に捕まる!
いくらVIPの王子様のエスコートが
あるとは言え規則は規則だ
そこの大層な名前のやつ
【皇】か私にに勝てたら
口上が終わる前に
先にデュエル申請
持ちキャラ
『レベル1 バンシー』
ファントム ゴースト
【シークレットレア】カード
ok 開始!
戦闘内容見ることもなく
葵ちゃん共々中に入る
「一生それと遊んでな雑魚助!」
強化版の傭兵では勝てない
アンチカード
魔法使いや僧侶に精霊使い
魔法剣士当たったら
即死するキャラだが
それ以外には耐性があり
ダメージをほとんど受け付けない、
わざわざ基本値の低い属性武器
装備してるとは思えんし
時間がかかるが負ける要素はほぼ無い!
「攻撃があたんねー
クリティカルが発生しない!」
100ターン後傭兵は敗北してたようだ!
周りの視線が痛いな!心なしかピリピリしてる
雰囲気も感じられる
「グランディスさん友達連れてきました!」
普段なら歓迎されるのだが今回は忙しい!
「丁度良いところに来た!
これから【大規模な作戦会議】
この仮ギルド総出で協力一次団結して
4章まで抜ける会議
3-4今までいくらアタックかけても
抜けられなかった!
多人数参加型 大規模マルチで
参加上限が30人から90名まで増加
難易度を落としてきているが
そもそも論、到達者の絶対数が少ない!
猛者のスカウトか更なる自己強化か
スメラギはテラウケるおもしれー
ここで困っているのか
火力とHPがべらぼうに高いだけのボス
人数さえ揃えれば簡単に抜けれる筈が
到達者が足りて無いのか!
部外者だから人の不幸や苦労は【蜜の味】
なんか意見のある方!
葵「はーい はーい!」
はいソコ!
「単純に到達者を増やせば良いだけでは?」
他人を助けてレベリングや強化
あまり自分へのメリットが無くて
見送られて来た行為
直接トレードができなくても
市 バザーの存在を使えば
資金流入からの強カード購入も
できなくも無い!
バザーに魚を千匹x20件流せば
武器素材変換も可能
所持金が既に100億を超えている
葵ちゃんならその気になればなんでもできる!
オート採掘や釣り作業は30人態勢
ガチャ券を生む人口上限は
果てが見えないクラス
有り余る人口を
農地生産から商業生産にシフト中
更にいけすで魚の養殖
次のホームタウンの新機能でしている
スメラギもしょうがないなと
1.2.3のマルチバトルステージ
救援参加者にポイントでも配るか
入手困難アイテムと交換可能
どころか中級の即戦力の武器まで
交換可能にするか!
これで低レベルの底上げにも繋がるだろう!
作戦会議は今週には
4章を抜ける為 確実なレベルアップ
装備強化を義務とすると言う内容
最低でも200↑までランクを上げるなど
で決まり解散になった!
深淵の渦亭からすると
スメラギは胡散臭いやつ
だが葵ちゃんの友達まあ
それなりに信用するかとの評価である
これからはちょくちょくスメラギは
情報集めにここを訪れる事になる!
あとがき
寝る時間犠牲にした辛い!
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