編集済
田中カメレオンへの応援コメント
憧れているからドラゴン君に変身してしまうカメレオン君。ドラゴン君に理由を聞かれた時、素直に「憧れているから」と言いたくなかったのは、嫉妬に近い感情だからかな?と思いました。
私もそんな感情をよく抱きます。その人の前では気にしてないフリをするけど、こっそりSNSを見にいっちゃう、みたいな……。
いっそカメレオン君みたいに擬態できてしまえれば、二人のように打ち解けられ、憧れの人にも悩みがあることを知り、嫉妬心から解放できるのかも、と思いました。
子供も大人も楽しめる作品、素敵です!
作者からの返信
素敵な応援コメントありがとうございます!余白のなかにしまい込んだ、カメレオン君の気持ちを、しっかり汲み取っていただけて、とてもしあわせです。いととふゆさんにもカメレオン君と同じような、気持ちを抱くことがあるのですね。SNSを見に行ってしまう感情も、とても素敵なものだと思います。弱くて強がりで、そうやって上手く生きている人間が、私は愛おしいです。
カメレオン君は不器用さ上に、本心を隠すことができず、ドラゴン君と打ち解けていきますよね。私にもそんな不器用さがあれば、なんて思うこともあります。いととふゆさんの気持ちも、解けることを祈っております。
子どもも大人も楽しめる、と評価していただけたことが、いちばん嬉しいです。素敵なコメントありがとうございました。
田中カメレオンへの応援コメント
学校というのはとても窮屈な空間だと思っています。小学生にしてそれがはっきりとわかってしまうくらい、孤独で、苦しくて、アイデンティティの確立に悩まされる場所です。しかし、その懊悩は実は小学校を卒業しても永遠に続くものなのだと、現代に生きる多くの人々は信じたくないけれど気づいているでしょう。
本作は、そういった人々の背中を優しくさすってあげるようなエンディングを迎えていました。偽物のままでもいいという素敵すぎるメッセージもさることながら、それが具現化した一例としてものまねタレントが提示され、一層この物語の重厚感が私の中で増した気がします。
また、読みながら随所で感じたこととして、さりげない動きや所作などが細かく描写されていたため、あの草原の端っこに自らが座って彼らの会話を眺めているような臨場感がありました。「厚いウロコ越しにも微かな温もりを感じる」という描写や、ドラゴン君が笑って地面が揺れているシーンにおいて、それが顕著です。
そして、斎藤ハムスターちゃんはきっと、あのクラスで男の子から人気の女の子なのでしょう。彼女に恋する二人の話も読んでみたいと思いました。
私は何者になれるのかと、20歳という節目の歳を前に葛藤していた私にとって、本作は強烈すぎるほど突き刺さりました。田中カメレオンを読めてよかったです。ありがとうございました。
作者からの返信
日々を生きていると、なんだか一つの水槽の中で飼われているような窮屈を感じる時があります。学校を卒業しても、故郷を出ても、私を閉じ込めるような膜が張っている。そんな現代を包む閉塞感を、破壊することが、私が小説を書く意味のひとつでもあります。今作からも人間の抱える孤独感を感じていただけて、晴れやかな気分です。
人間は機械ではありませんから、完璧に生きることができません。私もできないことばかりです。しかし私は、ときに感情を露わに怒ったり、夜が明けぬほど泣いたりする人間が、すごく愛おしく思えます。そんな不完全のまま私も、ずっと悩んで生きていたいです。
細かい描写を褒めていただき、うれしいです。作者自身、なぜここまで臨場感が生まれたのか、理解できていなかったので、三嶋さんの見識が今作の可能性を広げてくれたと感じます。ありがとうございます。
続きが読みたいという意見は(カクヨム甲子園の選評等)実は多方からいただいております。しかし私自身が『田中カメレオン』だけに頼るような物書きでいたくなかったことから、続編を書かないできました。ニーズに応えられず、申し訳ありません。
私からすると三嶋さんは確かなセンスを抱えていて、ドラゴン君のように見えていたので「何者になれるのか」と葛藤していると聞いて、驚きました。何者でもない自分を愛して、一緒に生きていきましょう。
田中カメレオンへの応援コメント
目が潤みました。
心に響くお話でした。
今日は憂鬱な気分でいたのですが、このお話を読んでいるうちになんだかその憂鬱の塊がすうっと溶けていくような、そんな感じがしました。
ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
私自身、すごく弱い人間です。ちっぽけな生き物です。ですから「こんな私にできることがあるだろうか」と眠れない夜もあります。しかし、自分の弱さを素直に書いた小説が3年経ったいま、こうして雨虹さんに伝わって「心に響かせる」ことができた。私は小説を書いていてよかったと思います。
実は雨虹さんのことは前から存じています。カクヨム甲子園の後輩でもありますし、俳句のコンテストでも名前があったことにひとり興奮しておりました。そして鋭くてきれいな感性を持った雨虹さんは、私のように生きづらい人間なのかな、なんて勝手に思っていました。大変なこともあると思います。嫌なことだってあるでしょう。そんな時は、また私の小説を読みに来てください。きっと、同じ弱いものとして救えるなにかがあると思います。
編集済
田中カメレオンへの応援コメント
まず最初に思うことは、多様な動物が出てくるユニークさ。
読み始めてすぐに、先を読み進めたいと興味をそそられました。
登場人物たちのキャラクターも、個性があって面白い。
人に憧れ、真似しようとする経験は私にもよくあります。きっと誰しもが経験するのかもしれない。
『憧れは憧れに過ぎない、僕がドラゴン君になれるわけじゃない、でもこのような強くて優しい人になりたい』
だからこそこの言葉に酷く心を打たれたんです。
この広すぎる世界で、たくさんの人が共存する世界で、ちっぽけに存在する自分。
たとえ人には敵わなくても、自分は自分でいよう、そう思わせられました。
ふっと笑みがこぼれるようなオチまで構成もよく練られていて、素晴らしいと思います!
本当に素敵な作品をありがとうございました✨
田中カメレオンへの応援コメント
思春期特有の、憧れはあるのに自分はそれになれないという
現実と向き合うシーンを、とても面白いシチュエーションで
描いてますね!
面白かったです。
作者からの返信
Ash様
応援コメントありがとうございます。この作品を書いたのは、もう五年も前になります。高校生の頃は、ずっと青い悩みが絶えなくて、それをファンタジーに落とし込めたことが、ささやかな誇りです。Ash様にも面白いと言ってもらえて光栄です。ありがとうございました。