第2話

さぁ↑てとぉ↓ゲームするぞぉ↑


....ん?


俺は気づいてしまったのだ

今はゲームをやっているどころではないことに


そう、俺はゲームをやってるどころではない

なぜならお母さんが俺の隠していたあっち系の本を持っているからだ


俺は考えるよりも先に体が動いた

風を切りながら階段を降りた

するとひとつ命が助かる方法が思い浮かんだ

何を隠そうそのあっち系の本は陰キャ友達皆同じを持ってて名前を書いていたのだ


その名前さえ見られなきゃバレない...


「間に合え間に合え間に合え!」


......だが、もう遅かった


お母さんが怒りと悲しみの爆発で覚醒していた

壁には既に4つ穴が空いていた


おわり

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