第54話、翌朝、、目覚めると隣には
窓からの朝日の光で、俺は目が覚めた。
『ん、、もう朝か』
目が覚めて隣を見ると、風香が俺に抱きつくように寝ていた。
『そっか、あのまま一緒に寝たんだっけ』
風香は可愛らしく寝息を立てていた。
『可愛いな。』
俺はそう言って風香のほっぺをつついてみた。
『ん、、、あ、晴樹おはよう』
どうやら風香が目を覚ましてしまったらしい。
『ごめん、起こしちゃったかな?』
『大丈夫だよ、、ふわぁ〜』
そう言って風香は、大きくあくびをした。
『そっか、なら良かったよ。』
『おはよう風香』
そして俺と風香は、ベッドから体を起き上がらせた。
そして俺達は、目を覚まさせるために顔を洗いに、洗面所に向かった。
ジャブジャブジャブ________
『冷たっ!目が覚めるな!』
『そうだねー!晴樹タオル取って』
『はいよー』
そんなやり取りをして俺は、本当に同棲したらこんな感じなのかな?と思ったのであった。
ガチャッ______
『あら、おはよう二人とも』
リビングに入ると、キッチンで朝ご飯を作っていた母さんが、声を掛けてきた。
『おはよう母さん』
『おはよー!晴ママー!』
眠そうに朝の挨拶をした俺とは対照的に、風香は元気よく朝の挨拶をしていた。
『朝から元気がいいわね風香ちゃん』
『もうすぐ朝ご飯出来るからちょっと待っててちょうだーい』
『はーい!』
そして、俺と風香はリビングのソファに二人で腰掛けてテレビのスイッチ入れた。
『朝ご飯なんだろうねー』
『なんだろうな、風香は何が出てきたら嬉しい?』
『そうだねーここはやっぱり定番の目玉焼きでしょー』
『あとは?』
『あとは、焼き魚とかも出てきても嬉しいかなー、あ!あと味噌汁も外せないよね!』
そんな感じで朝ご飯に何が出てくるのかという想像を膨らませながら待っていると、、、
『二人ともお待たせー!朝ご飯が出来たわよー!』
母さんが朝ご飯を作り終えて、テーブルの上に料理を並べていた。
『お!風香良かったな!』
『ホントだ!やったぁ!』
風香が食べたいと言っていた料理がピンポイントで出てきた。
風香の食べたい物が分かるなんて、流石は俺の母さん。
いつも風香にご飯を作っているだけあって、よく分かっていた。
『それじゃあ食べましょうか』
母さんの合図で俺達は手を合わせて、、
『『『いただきまーす!』』』
___________________
『はぁ〜、美味しかったぁ』
朝ご飯を食べ終えた俺と風香は、食べ終わった余韻に浸りながら、今日の予定について決めようとしていた。
『さて、今日はどうしよっか?』
風香が俺に聞いてきた。
『そうだな、、、』
俺が何をするかを考えていると、、、
「貴方にこの謎は解けるか!体験型謎解き迷宮に貴方も挑戦してみよう!」
点けたままにしていたテレビから、そんなCMが流れていた。
『ねぇ晴樹』
風香が俺に訴えかけてきた。
それを即座に理解した俺はこう答えた。
『それじゃあ行き先は決定だな』
『うん!』
こうして行き先が決まった俺と風香は、謎解きをしに行くために、出掛ける準備をし始めたのであった。。
..........................
大変お待たせしました!!
読んで頂きありがとうございました!!
ここ最近、更新が全然出来なくてすいませんでした!!
モチベーションが上がらなかったのと、アイデアが浮かばなくて執筆出来ずにいました。
しかし、ようやくスイッチが入り書く事が出来ました!
これからは、しっかりと更新して行きますので宜しくお願いします!!
感想、評価お待ちしております!
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