第150話 語られる過去

「また来てねっ」

「うん、絶対くる」

「今日は二人で活動日してくるな!」

「おう、たまの二人を楽しんでくれ」

「じゃあ、仁、お二人にばいばいしてっ」

「だぁ~」

「可愛いなぁ……仁くん、ばいばい」

「またな」


 宇都宮駅前で、リダの車からあーすの荷物を下ろしつつ、俺とだいはリダたちに別れを告げた。

 ばいばいを惜しむように手を伸ばしてくれる仁くんの小さな手にタッチする俺たち。ほんともう天使だなこの子は。

 ぜひまた来たい、そう思う。


「二人の結婚式は呼んでねっ」

「き、気が早いわよっ」

「ははは! ま、まずはしっかり二人のこと分かり合っていけよー」

「おう。色々ありがとな」

「いえいえっ、じゃあまたねっ」

「うん、またね」


 そして嫁キングが後部座席の仁くんの隣に移動し、リダたちの車が去っていく。

 残される、俺とだい。


「いい夫婦だったわね」

「そう、だな」

「憧れる」

「うん。……え?」

「あ、と、とりあえず車借りにいきましょ。みんなを待たせちゃ行けないし」

「そ、そうだな」


 一瞬なんとも言えない空気になったが、それをかき消すようにだいが俺の手を引いて、近くに見えるレンタカー屋の方へ動き出した。

 少し呆けてしまったけど、慌ててだいと並ぶべく一緒に歩き出す。

 

 しかし、なんか二人きりって久々だなぁ。


 夕方とはいえ外はまだまだ明るく暑いけれど、握った手のぬくもりは、心地よかった。




 そして、午後5時13分。


「次右」

「はいはい」


 レンタカー屋で軽を借りた俺たちは、寄り道を考えることもなくナビに登録した宿に向かっていた。

 助手席にはもちろんだい。

 ナビが示すルートを口頭でも伝えてくれるあたり、ベスト・オブ・助手席賞を贈りたい。


 やっぱり隣にいてくれるだけで落ち着くというか、しっくりくるのはこいつだよなぁ……。


「そういえばさ」

「うん?」

「今なら、聞いてもいいのかな?」

「え?」

「みんなからは夜になってからがいいんじゃないって言われてたけど」


 二人の空気感が落ち着いてきたので、目的地まで残り35分くらいになったところで俺はいよいよ俺の中の本題へと切り出した。

 落ちついてからがいいとか、本人から聞けとか、散々はぐらかされてきたけど、今以上に適切な場面などないだろう。

 俺とだいしかいないんだし。


 俺の言葉を受けただいは、誰かにメッセージを送ってから、スマホをしまって俺の方を向いていた。

 その表情は、少し不安もありそうな、そんな感じ。


「うん。大丈夫。ごめんね、すぐ話せなくて」

「あー、まぁ、うん。ちょっとやっぱり、モヤモヤはしたけど」

「うん、そうよね、ごめん。みんなにもすごい気を遣わせちゃったし……」

「そーだな。ぴょんとゆめなんか、けっこう圧が凄かったな」

「ゼロやんからしたらそうだよね。でも、あの二人には助けられっぱなしだから」

「そうなの?」

「うん。1回目のオフ会後から、ゼロやんのこと、相談乗ってもらってたし」

「あ、そうなんだ」

「うん。二人とも、ずっと応援してくれてた」

「ほうほう」


 ということは、2回目のオフ会の時からすでに争奪戦とかじゃなかったのか?

 まぁ、あの時はまだだいと付き合う前だから俺にそんなこと言わなかったんだろうけど。


「それでね、大地くん……あーすのことなんだけど」

「おう」


 っと、いよいよ本題か。


 ちょうどよく赤信号に捕まったので、俺はじっとだいの顔を眺めてみた。

 いつも通り可愛い、じゃなくて、だいは少し緊張した感じ。

 なんか、俺も緊張してきたな。


「まず、私が好きなのはゼロやんだからね」

「え、お、おう。知ってる、よ」

「うん。だから、嫌な気分になっても落ち着いてね」

「わかった」


 今の前置きと、嫌な気分ならないで、ってあたりから、だいの言うであろうことはなんとなく予想がついた。

 まぁ、あーすイケメンだしな。

 しょうがないよな。


 でも、それだけであんな恐れるというか、震えたりするもんか?


「あ、青だよ」

「っと。さんきゅ」


 そんなことを考えていると信号が変わって前方の車両が進み始めていた。

 慌てて俺も発進。


「ええとね、大地くん……ああ、と、あーすは」

「いや、もう大地くんでいいよ」

「あ、うん。ありがとう」


 言いやすい呼び方ってあるもんな。

 俺も大和をせんかんとは呼びづらいし、大和も俺を倫と呼ぶし。

 先に知った呼び方の方が、しっくりくるもんな。


「でね、大地くんは、私の……初恋の人、なんだ」

「まぁ、そんな気はしてた」


 そこまで驚かない俺に、だいはちょっとだけ安心した顔をしていた。

 まぁ、俺からしても「ですよね」って感じ。


 俺も初恋はだいと出会う前だし。

 初恋なんて、小学校とか中学校の頃が普通だよな。


 しかしあーすもだいのこと好きだったって言ってたから、両想いだったのか。

 付き合わなかったってことは、告白まではいかなかったんだろうけど。

 中学生じゃな、そこまでいかないなんてざらにあるよな。


「中2の時、同じクラスになって、誰にでも優しかった大地くんを、好きになったんだ」

「しかもイケメンだしなー。あれはモテただろ?」

「そう、だね。けっこうクラスの中でも、大地くんが好きだった女子は多かったと思う」

「だよな」


 ナビを確認しつつ俺は運転をしながら相槌を打つ。

 とりあえずここまでは、納得というか、分かる話だ。


「でも、それだけだったら、あんな取り乱すことないよな?」

「う、うん。そうだと、思う」

「ほかにも理由あるんだろ?」

「う、うん。……大地くんは、私が好きだった人で」

「うん」

「私の性格を変えた人、なんだ」

「性格を、変えた?」

「うん」


 え、どういうこと?

 いや、たしかにあーすには「俺と会った頃から大人しい感じなの?」的なこと聞いてきてたけど、そこらへんの話、なのか?

 でも性格を変えたって、なんだ? 転校のショックとかか?


「私ね、自分で言うのもなんだけど、昔はもっと明るかったというか、近い人を言うなら、ゆめみたいな性格だったんだ」

「え?」

「……嘘だと思うよね」

「あ、いや、うん、ちょっと想像つかないというか……」


 ゆめの本性のこと、じゃないよな?

 そんな発想がよぎり、思わず冷や汗をかく俺。


「ゆめみたいに、あの頃は自分に自信もあったし。でもゆめみたいに優しくはなくて、すごく自己中で、ワガママで、性格悪かったの」

「え、マジ?」

「みんな私のこと美人って言ってくれるけど、あの頃も、男子も女子もそういう感じでお姫様扱いしてきてたから、調子に乗ってたっていうのかな。けっこうみんなに言うこと聞かせたりとか、ほんと嫌な女だったと思う」

「ちょっとイメージつかねぇな」


 意外すぎる過去だった。

 LA内で出会っただいは寡黙で、自分から話しかけることもなく、人と会話するのが苦手そうな印象。俺が話して、だいが俺についてくるって関係だったし。

 そんなだいが、わがままで、他の奴らに言うこと聞かせてた、だと?


 うーん、ダメだ。イメージつかん!


「そんな性格でもさ、周りがちやほやしてくれたから、クラスでも中心的なグループにいたの」

「ふむ」

「大地くんも人気だったから、同じグループにいて、あの頃は一緒にいることも多かった」

「ん? そんな関係だったのに、何かあったのか?」

「……うん」


 外は夕日で眩しいのに、だいの表情には一足先に夜が訪れたように暗くなる。

 その表情に、何だか胸がざわついた。


「グループは男女合わせて8人のグループでね、同じグループの女の子たちは、みんな私を応援してくれてた。きっと大地くんも私が大地くんのこと好きなの知ってたんじゃないかな? でも、告白されたことはあっても、したことなんかなかったから、私はずっと大地くんが告白してくれるのを、待ってただけなんだ」

「ほー」


 あーすもだいのこと好きだったのは、だいは知らなかったのかな。

 とりあえずこの話は黙っとこう。


「でもね、待ってたけど、大地くんが告白してくることなんてなかった。ううん、それ以前の問題」

「え?」

「大地くんは、私のことなんか好きなんかじゃなくて、むしろ、嫌いだったみたい」

「はっ!? って、うお!?」

「きゃっ! お、驚きすぎよっ」

「いや、え、あ、え!?」


 まさかの言葉に、俺は思わずだいの方を見てしまい、前方不注意で危うく赤信号で停車した前方の車にぶつかりかけた。

 急ブレーキで間に合ったけど、俺もだいも慣性に衝撃を受ける羽目になる。


 いや、でも、え?

 あーすが言っていたことと、違いすぎるんだけど!?


「もう……なんでゼロやんがそんなに驚くのよ?」

「い、いや、ほら、同じグループにいたのに、そんなことあるんだなって思ってさ!」

「同じグループにいたからって、中学生だし。うちのギルドみたいにはいかないよ」

「そ、そうかもしれないけど……ごめん、話の腰折っちゃったな」

「あ、ううん。大丈夫」

「それで、嫌われたから、好きになってもらうために性格変わった、のか?」

「うーん、好きになってもらうため、ではないかな」


 話を続けるだいは、何か自嘲的な苦笑い。

 なんだ? どういう意味だ?


「嫌われてるって知ったのは、大地くんの転校を知った3月の修了式の日。中2が終わる日のホームルームで、大地くんが転校するって話が先生からあって、あと少ししか一緒にいられないって知ったグループの女子たちでね、せめて手紙を書こうって、教室に残って手紙を書いてたの。大地くんにバレないように男子たちに隣の教室にいてもらって」

「いい話、っぽいけど」

「その途中でね、私トイレに行きたくなって、教室出たんだ。そしたら、男子たちの話す声が聞こえた」

「ほお?」

「男子たちも私が大地くんのこと好きなの知ってたから、遠距離でもいいから付き合っちゃえよって、話してた。今思うと中学生の遠距離なんか続くわけないのに、離れ離れになるって分かったから、そんな話になってたんじゃないかな」

「まぁ……展開的にロマンティックではあるな」

「うん。そんな話が聞こえてきちゃったからさ、私廊下でこっそりその話を聞いてたんだ」

「うんうん」


 そりゃそんな話聞こえたら、聞かずにはいられないだろう。

 なんだったらそこであーすがだいのこと好きって言質取れたら、突入しちゃってもよさそうだし。


「そしたらね、大地くん何て言ったと思う?」

「え、俺は好きじゃないから、とか?」

「そんなんだったら流石に性格変わるまでいかないわよ」


 助手席側の窓の方へ、だいが視線を向ける。

 その声は、なんだか苦笑交じりだった。


「トラウマ、なんだよね。そのせいで今でも一言一句はっきり覚えてる」

「なんて、言われたんだ?」


 恐る恐る尋ねる俺の声に、だいはすっと目を閉じてから、ゆっくり口を開いた。


「『ないない。だってあいつ顔可愛いからって調子乗ってるじゃん。性格もワガママすぎだし、マジ顔だけの性格ブス。付き合うとか奴隷契約でしょ。俺ああいう女マジ嫌いなんだよね。俺が好きなのは大人しい子だから』だって」

「はぁ!?」


 たぶん当時のあーすを真似たんだろうけど、その真似が似てるとか似てないとか、そんなこと頭に入らなかった。

 思わずハンドルを握る手に力が入る。

 今カーブだったら危なかったかもしれない。


 だが、当時のだいが今のだいとは違ったと聞いていても、その言葉は俺に怒りを覚えさせるのには十分だった。

 聞かずに通れる道ではなかったが、トラウマを掘り起こさせてしまったせいか……僅かに膝の上に置かれただいの手は震えていた。

 

 その姿に、さらに怒りがこみ上げてくる。

 俺のだいに、何てこと言ってくれたんだあいつ!!


「そんなに怒らないで。昔の話なんだし」

「いや、でもひどすぎだろ!? 仮にもす……同じグループで仲良しだったんだろ!?」


 俺を宥めるだいの声。

 あやうく「仮にも好きな子相手に」とか口を滑らせそうになってしまったが、やはり怒りが収まらない。

 好きだった相手にそんなこと言うとか、意味がわからんし!


「会ったら殴りそうだ」

「やっぱり」

「え?」


 やりはしないだろうけど、怒りのあまりに俺はそんなことを漏らしてしまう。

 だが、その俺の様子を見て、だいが困ったような顔でこちらを見ていた。


 その顔を見て、熱くなった気持ちが、少しだけ収まっていく。


「ぴょんとゆめの言った通り」

「何が?」

「ゼロやんの性格を考えたら、この話を聞いたら怒って何するか分かんないって。だからまだ黙っておこうって。仁くんもいるし、今はなんとか誤魔化したほうがいいって」

「え……いや、さすがにみんなの前じゃ、やんねぇよ……たぶん」


 消化不良の怒りが、少しずつ薄れていく。

 俺の「たぶん」に、だいは小さく笑っていた。


「ゼロやんは優しいから、きっと私のために怒るからって。それは私も同意見。ゼロやんって、自分は傷ついても平気だけど、誰かが傷つくのは、見過ごせないでしょ?」

「うーん……否定は、出来ないけど……」

「そういう優しいところ、好きだよ。でも、ゼロやんが傷つくの、私は嫌だけどね?」

「え、あ、ありがとう……」


 さらっと言われた「好きだよ」に、俺の顔は赤くなったと思う。

 しかしそこまで見抜かれていたとは……。ぴょんもゆめも、リアルで知り合ってからは間もないけど、2年前からの付き合いってのは、伊達じゃないな。


「二人とも強引だったけど、許してあげてね」

「うん……わかった」


 だいの話聞くまでは釈然としない対応だったけど、そういうことだったなら、とりあえず納得せざるを得ない。

 二人とも、だいを大事にしてくれてんだな。


 俺の中でカッとなっていたものが、消えていく。


「それでね、大地くんの言葉を聞いて、頭の中が真っ白になって、私は何も言わずに学校から帰って、ずっと泣いてた。中3の新年度始まるまで、誰にも会わずに、ずっと家にいた。新年度から学校には行ったけど、大地くんの言葉が忘れられなくて、私は前までみたいに話せなくなって、笑えなくなって、人との距離感が分からなくなってた。みんな大地くんみたいに私のこと思ってるんじゃないかなって思ったら、怖くなった」


 しかし、再開しただいの言葉に怒りが再燃……はしなかった。

 内容は衝撃的なものだったが、だいの表情が、悲しそうではなかったから。

 もちろん楽しそうではないけど、懐かしむような、そんな表情だった。


「それまで一緒にいたグループの子たちも、私がそんな風になったから、段々余所余所しくなっていって、中3の頃は部活と勉強の思い出しか残ってない」

「……マジかよ」

「自分の言いたいことも言えなくなって、高校は中学の人が誰もいない、地元から少し離れた進学校に行って、空気みたいに過ごした。おかげで勉強と部活はしっかりできたけどね」

「何だよそれ……」

「あ、それでも高校は楽しかったのよ? いい先生にも出会えて、その先生みたいになりたくて、教師目指そうって思ったし」

「うん……」


 その後の日々は悪いものじゃなかったアピールをだいがしてくるけど、やはり釈然としない。

 なんでだいのことが好きだったとか言ったやつが、そんなことを言うんだ?

 意味がわからん。


「それにほら」

「ん?」

「私が昔のままの性格だったら、ゲーム好きにもなってないと思う」

「え?」

「つまり、そうじゃなかったら、私はゼロやんと会ってないし」

「あ……」

「この性格になったから、一人でいる時間が増えたからゲームもするようになったの。だから、ゼロやんにも会えた」

「うーん……」

「今私は幸せだから、結果的にこれでよかったって、思うもの」


 その顔に、俺は何も言い返せなくなる。


「でも、たまに昔の自分みたいになれる時もあるのよ?」

「え?」

「ゼロやんのおうちで二人っきりの時は、ちょっと昔の自分っぽくなってる気がするし」

「あー……って、別に全然悪い女じゃないじゃん!」

「でも、ワガママ言ってる時もあるし……」

「いや、それは可愛いの範囲だから」

「そう、なの?」

「正直めちゃくちゃ可愛いです」

「えっ、や、やめてよ……」


 つらい過去の告白から一転、車内にただよう甘い空気感。

 ほんと俺単純だな。

 だいの言葉一つで、ここまで一喜一憂しちゃうんだな。


 目的地まではあと10分。

 もうすぐ二人の時間が終わってしまうのが、ちょっと寂しくなってきた。


「だからね」

「うん?」

「私は今の私のこと、ゼロやんのおかげで好きになれてるから」

「お、おう」

「だから、大地くんのこと責めないであげてね」

「う、うん」

「今日は久々に会ってびっくりして、あの時のことを思い出しちゃって、大地くんが私の昔の事話すんじゃないかなって気が動転しちゃったけど、たぶんもう大丈夫」

「そうか」

「うん。ゼロやんにも話せたし、もう大丈夫」

「分かった。話してくれてありがとな」

「ううん。聞いてくれてありがとう」


 落ちついただいの表情に、先ほど沸き起こった怒りはもはや姿を消していた。

 さっきリダたちに言われた、お互いを知っていくことへ、一歩前進できた気がする。


 しばしの静寂が、車内に広がる。

 だが決して嫌な静寂ではなく、穏やかな、穏やかな時。


「あ、これずっとつけてたや。返してあげるね」

「ん、ああ。ありがと」


 宿まであと一つの信号で止まった時、だいが2つつけていたネックレスのうち、俺の方を外して俺の首につけ直してくれる。

 だいの手が俺の首に触れただけで、嬉しくなるんだからほんとね。

 だいの性格がこうなったからこいつと会えたのだとしたら、むしろあーすには感謝するべきなのかな。


 ではやはり一つ腑に落ちないことはある。

 なぜあーすは俺にだいのことが好きだったと言ったのに、だいにトラウマとなるほどの言葉を吐いたのか?

 俺の胸の内だけで留めるのも一つかもしれないけど、少なくともあーすの言葉には、嘘はないように思えたし。

 何か、何かある気がする。


「あのさ、だいはあーすと話したいか?」

「え?」


 まさか俺にそんなことを言われるとは思わなかったのだろう。

 まもなく宿に到着するという頃、俺の言葉に、だいは少し緊張した顔を浮かべていた。




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以下作者の声です。

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 ボリューム多めにお送りしました!


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本作スピンオフシリーズである『オフ会から始まるワンダフルデイズ~Side Stories~』。現在は〈Airi〉と〈Shizuru〉のシリーズが完結しています。

 え、誰?と思った方はぜひご覧ください!

 

 3本目は鋭意準備中です。こつこつ……。

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