第3話「現実3」
理事長室にノックをして入る。
「失礼します」
「おや、やっと来たね」
「お呼びでしょうか」
「そんなかしこまらなくていいわよ」
そんなこと出来るかと内心思いながら気を抜いた。
「何で僕を呼んだんですか?」
「だって、何で男子は僕だけなんだって顔しているんだもん!」
マジでか!
顔にまで出てしまったなんて僕としたことがいや、たんに叔母がの感が鋭いだけかも知れない。
匿名先生から
「例の男子が何かニヤケ顔をしている」
と言われてね。
「やらかしたーーーー」
入学式そうそうやらかしたよ、これから変態男子として一生レッテルをはられてしまう。
てか、ニヤケ顔って何だよ誰だよそんなこと言った先生はマジで折角先生がいない方の席の角に座ったのに。
何見てんだよ。そんなことを思いながら理事長室で叫んでしまった。
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