【後日談完結】10日間の異世界旅行～帰れなくなった二人の異世界冒険譚～

補足-2 365日までの人物紹介

ここまでの大雑把な流れ。

異世界にやってきたが10日でもとの世界に戻れると言われる。

10日間異世界生活を満喫。魔法を使ってテンション爆上げ。

帰れないことがわかり、冒険者としてギリギリの生活。

運良く知り合った商会の人と同行してオカニウムの町へ。

ジェニファーと会い、一緒に冒険者として活動する。

異世界知識で商品を売り込む。後日副収入となり生活が安定。

商会と同行して首都のサクラに移動。初めての人殺しを体験。

冒険者の上階位となる。

サクラで付与魔法などを習う。

冬になる前に南のルイサレムに移動。

特別依頼の海賊の宝探しで稼働している古代遺跡を発見。大きな収納バッグを手に入れる。

個人指導で武術の鍛錬に励む。

良階位の魔獣まで狩れるようになる。

温かくなってサクラに戻る。

登場人物紹介

大岡純一郎（ジュンイチ）：

地球から異世界にやってきた日本の高校2年生。もとの世界に戻るまで10日間の異世界を楽しんでくれと言われたが、手違いで戻れない状態となった。

冒険者として活動する傍ら、知り合った商人コーランに現代知識で助言することで友好を結ぶ。

同時期にこっちにやってきたジェニファーと会ってから一緒に行動することとなった。

自己評価が低く、ジェニファーとは釣り合いが取れないと思っているが、人見知りもなく、誰とでもすぐに話すことができることや、何事にも真摯に懸命に取り組む姿勢により周りからの評判は高い。

現在上階位の冒険者で剣と魔法を使うが、魔法の方が得意。

ジェニファー・クーコ（ジェニファー）：

地球から異世界にやってきたアメリカの高校2年生。お金持ちの家に育ったが、自分のことは自分でするように育てられた。かなりの美人の部類。日本のアニメや漫画ご好きで若干オタク気味。

もとの世界に戻るまで10日間の異世界を楽しんでくれと言われたが、手違いで戻れない状態となった。

帰れないとわかったときはひどく落ち込んだが、お世話になった人たちにより持ち直した。

ジュンイチと出会ってから一緒に行動するようになった。

ジュンイチの人柄に惚れ込んでいるが、まだ自分の気持ちが、よくわかっていない。ただ、アプローチはしているが何もしてこないことに不満を持っている。

現在上階位の冒険者で魔法をメインとしているが、体術と短剣を使う。

ササミ：プロローグ-2

異次元課に所属する人で、別の世界から別の世界に渡ってしまった人たちを元の世界に戻す役割を担っている。今回ジュンイチの担当として説明をした人物。

いつものように元の世界へ戻る手続きを行なったが、同時期に同じようなことが起きてしまったため、間違いと判断されて上司に書類を止められてしまった。書類は現在保留中。

スイサイ：プロローグ-2

異次元課に所属する人で、別の世界から別の世界に渡ってしまった人たちを元の世界に戻す役割を担っている。今回ジェニファーの担当として説明をした人物。

タイラ：異世界10日目

異次元課に所属する人で、別の世界から別の世界に渡ってしまった人たちを元の世界に戻す役割を担っている。ササミの同僚。

宿屋・宿り木：異世界1日目

ジュンイチがこの世界に来て初めて泊まった宿。一泊550ドールで2食付きで600ドールと中級のレベル。この世界では基本的な宿で、1階が食堂となっている。温水シャワーは無料で使用することができるが、時間制限がある。

クーラストとアマニエル：異世界1日目

宿り木の食堂でジュンイチが情報収集のために声をかけた上階位の30歳前後の男性二人組の冒険者。冒険者のことやこの世界の情報を教えてもらう。クラーエルというパーティーを組んでおり、クーラストは戦士、アマニエルは魔法使い。

カイル：異世界2日目

アーマトの役場の治安・警備（冒険者）の担当の受付の女性。冒険者登録のときに説明を行ってもらい、その後も頻繁に世話になる。アーマトの町を出て行くときに応援していたと言われる。すこし間延びした喋り方。

剣術の講義の男の子：異世界2日目

アーマトの剣術の講義で一緒だった12～16歳の男の子4人。いろいろと情報を教えてもらう。

鍛冶の店ドルン：異世界3日目

ドルンが経営している鍛冶の店。剣術の講義を受けた男の子達に最初に装備をそろえるならここが一番いいと紹介されたところ。剣類が充実しているお店。

ユータ：異世界4日目

アーマトの魔術の講義で一緒だった男の子。幼なじみのカナと一緒に冒険者を目指しており、剣術をメインと考えているが、魔術も少しは使いたいと思って講義を受けに来ていた。

このあとジュンイチと一緒に狩りに行ったりもするが、パーティーを組むまではしなかった。その後再会したときにパーティーのことで悩んでいたのでいろいろと助言を行う。

カナ：異世界4日目

アーマトの魔術の講義で一緒だった女の子。幼なじみのユータと一緒に冒険者を目指しており、短剣と弓を使っているが、魔法使いか、治癒士になりたいと考えている。

このあとジュンイチと一緒に狩りに行ったりもするが、パーティーを組むまではしなかった。

アーマトの教会：異世界6日目

ジュンイチが治癒魔法を習ったアーマトの教会。シスターのアルマエラさんから指導を受けて治癒魔法が使えるようになった。

マルマエラ：異世界6日目

アーマトの教会のシスター。治癒魔法や回復魔法の指導も行っている。治癒魔法や回復魔法の費用が高くなっていることを気にしており、治療を受けられない人達のことを心配している。

宿屋カイラン：異世界7日目

カイドルンとランミル夫妻が営業する宿屋。一泊600ドールの朝食付きと中級レベルの宿。

宿が営業している食堂が人気で、宿泊客以外のお客も多い。受付をしているのは息子のカイン。

アーマトに来たときの定宿としている。

コーラン：異世界8日目

宿屋カイランのレストランで出会った商人で、ジュンイチの知識に興味をもった。

カサス商会という最近急成長している商会の会長であるが、新たな商売の種を探すために仕入れなどに同行し各地を渡り歩いている。

2回目に再会したときに、オカニウムに移動するなら同行するように申し出てくれたことで、ジェニファーとの再会が早くなった。その後もサクラまでの移動に護衛として雇う。

ジュンイチと出会ってから得られた知識で店を拡張していくが、ジュンイチ達の保護も考えてカサス商会のアドバイザーとして雇うことにした。

カサス商会：異世界8日目

コーランの経営する商会で、20年ほど前にコーランが店を引き継いでから急速に拡大し、現在はヤーマンの主要都市だけでなくホクサイ大陸、ナンホウ大陸、トウセイ大陸まで店舗が進出している。

総合スーパーのような形の商店であるが、ジュンイチの助言によりショッピングモールやフードコートなども手掛け出し、さらに拡張中。

宿屋ジュモク：異世界40日目

異世界から戻れなくなった後、お金の節約のために移った宿。一泊200ドールだが、10日単位で割り引きもしてくれるところで、一応個室にはなっており、共用とはいえシャワーやトイレもある。そして自炊や洗濯のエリアもあるところなので、長期滞在には向いている。

クリーク：異世界44日目

カサス商会のアーマトの町の買い付け担当。ジュンイチがオカニウムに移動するときに同行した。

ハリー：異世界44日目

カサス商会のアーマトの町の輸送担当。ジュンイチがオカニウムに移動するときに同行した。魔法を若干使うことができる。

ユニス：異世界44日目

アーマトのカサス商会の支店長をやっている男性。出発の際に挨拶をする。

風の翼：異世界44日目

ジュンイチがオカニウムに移動するときに同行した良階位の男性3人のパーティーで、面倒見も良く、みんなに慕われており、ジュンイチもいろいろと助言をもらったことがある。

リーダーはフェルナーで、片手剣と盾を使う剣士でがっしりとした体格。他に魔法使いのカルマ、前衛のほか弓を使って遠距離攻撃もできるスタイルのニックがいる。

全員25歳前後だがまだ独身。結婚はしたいがなかなか出会いがなく、ジュンイチが連れてきたジェニファーを見て落ち込む。

フラール：異世界53日目

オカニウムのカサス商会の支店長をやっている男性。ジュンイチがオカニウムに来たときに挨拶をする。

海の家：異世界54日目

オカニウムでジュンイチが泊まった一泊250ドールの宿。

メイルミの宿：異世界56日目

メイサンとルミナ夫妻の経営する宿でジェニファーが初めて泊まった宿。一泊朝食付きで400ドールという中級の宿。

ジェニファーがもとの世界に帰れなくなったときにルミナ慰めてもらい、そのあと住み込みで働かせてもらうこととなった。

ジェニファーの魅力でお客が増えたため、やめたいと相談したときも出来る限り引き留めていた。

ドウダン鍛冶屋：異世界56日目

オカニウムにあるドウダンの経営する鍛冶屋。アーマトのドルンのいとこ。杖・短剣などの魔術系の人がメインに使う武器を中心に扱っており、魔術の指輪も販売している。

冒険者三人組：異世界58日目

オカニウムを拠点とする男性3人のパーティー。ジェニファーをしつこく勧誘しており、ジュンイチとパーティーを組んだためジュンイチを闇討ちする。罰を受けたが、逆恨みしてジェニファーとジュンイチに襲いかかるが撃退される。結局犯罪者として鉱山送りとなる。

蠍の尾：異世界165日目

サクラを拠点とする良階位の女性4人組のパーティー。男性嫌いで有名なため、美人パーティーにもかかわらず声をかける男性はいない。

コーランさんのアーマトからサクラの護衛で同行し、最初は塩対応だったが、ジュンイチの人柄もあって親しくなる。

サクラでは訓練の相手をしたり、一緒に食事をしたり、家に泊めてあげたりとしたため、周りからは男女の関係と見られている。

スレイン：異世界165日目

蠍の尾パーティーのリーダーで魔法と治癒を担当している。男勝りの言葉使いなのは冒険者として舐められないために使いだしただけだったが、今はそれが普通となっている。

アルド：異世界165日目

蠍の尾パーティーで大きな盾で前衛を担当している。大柄の女性でいかにも前衛。あまりしゃべらないが、極度の人見知りなだけであり、親しい人には普通に話をする。料理が得意で特にお菓子作りが得意。

イント：異世界165日目

蠍の尾パーティーで剣と短剣を両方使うスタイルで前衛を担当している。かなり色気が強い。

デルタ：異世界165日目

蠍の尾パーティーで魔法使いと治癒士。料理が壊滅的にだめなので食べる専門。お酒が大好き。いわゆる僕っ娘。

レイストフ：異世界168日目

サクラとアーマトの間にある山岳地帯の盗賊頭の一人。もともとは3人パーティーの良階位の冒険者だったが、パーティーの1人がなくなってからうまくいかなくなり、盗賊に身を落とす。ジュンイチの機転で奇襲をかけられ討伐される。

カヌサイム：異世界168日目

サクラとアーマトの間にある山岳地帯の盗賊頭の一人。もともとは3人パーティーの良階位の冒険者だったが、パーティーの1人がなくなってからうまくいかなくなり、盗賊に身を落とす。ジュンイチの機転で奇襲をかけられ討伐される。

カルニア：異世界184日目

コーランの息子で今はサクラの店舗の支店長をしている。コーランが不在の時は代わりに取り仕切っている商会の跡取り。

シルバーフロー：異世界184日目

サクラにある高級宿で10階建てのホテルのようなところ。地下に大浴場、最上階に展望レストランがある。

大浴場に惹かれてジェニファーとツインの部屋に泊まることを承知する。シングルは1750ドール、ツインだと2000ドールとなる。

トルイト：異世界186日目

サクラのカサス商会で魔道具部門のとりまとめをやっているちょっとごつい感じの男性。魔道具部門は魔道具の生産と、新たな魔道具の開発を行っているところで、生産品の管理や研究の進捗具合の管理している。ジュンイチとジェニファーに付与魔法について指導を行った。

カルク：異世界198日目

サクラのカサス商会で錬金部門のリーダーの男性。

サルファニー：異世界198日目

サクラのカサス商会で調合部門のリーダーをしている女性。ジェニファーの指導を行った。

クマライアス・ヤーマン：異世界225日目

ヤーマン国国王で現在40歳。第一王妃、第二王妃、第三王妃までおり、息子3人、娘3人がいる。

絶対的な権力があるわけではないが、善政を敷いており、国民からも人気が高い。

ジャニーとルリアン：異世界227日目

サクラにある蠍の尾パーティーの拠点としている屋敷の警備担当の女性二人。ジュンイチに対する態度にかなり驚いていた。

海鳥の館：異世界228日目

ルイサレムにある町の高台にあって眺めのよい宿屋。ツインで1200ドールの朝食付き。

ステファー：異世界244日目

ルイサレムにあるカサス商会の支店長の年配の女性。コーランが小さな頃から世話になっていた人で未だにあまり頭が上がらない。

ショウバン：異世界244日目

何代も前から続いているカルミーラ商会の元会長で、現在は隠居生活をしながら店の助言を行っている。店舗数は少ないが堅実な商売をしていることで有名で、ゲームなどの娯楽用品を中心に取り扱っている。

海賊の宝を探す特別依頼を出した人物で、達成後は自分の祖先のことについて知ることができたとかなり喜んでいた。

ガバナン：異世界248日目

ルイサレムで漁師をやっている男性。海賊の宝を探す際に島に運んでもらった。

刺身を食べるジュンイチをかなり気に入り、宴会などにも誘う。

カテナ剣術：異世界267日目

ルイサレムにあるジュンイチが通った剣術道場。師範代のカルタニックに指導を受ける。1日の指導料は1000ドール。イントさんが通っていたところ。

カルイサ短剣術：異世界267日目

ルイサレムにあるジェニファーが通った剣術道場。道場主のカルイサに指導を受ける。1日の指導料は800ドール。スレインさんが通っていたところ。

オニオン：異世界347日目

オーマトの町で泊まった宿。ツインで朝食付き1200ドール。

男の子3人組：ジェンside異世界2～5日目

駆け出しの冒険者のパーティーで魔法の講習で一緒だった。先に魔法が使えるジェニファーを見ていろいろとコツなどを聞きたくなり夕食を一緒に食べる。

後日そのうちの一人が指の骨を骨折しているのを見て治療をしてあげることにしたため、治癒魔法が使えることがわかりあちこちからの勧誘がひどくなってしまう。

アキラ：ジェンside異世界2～5日目

剣の講習で一緒だった幼なじみの女の子二人組の一人で15歳。漁師の娘で家の手伝いをしながら冒険者としての訓練を行っている。

一緒に魔獣退治に行ったり、買い物や食事をしたりと友達づきあいをする。今までと違う自然な友人関係に戸惑いながらも楽しんでいる。ジュンイチと旅立つときに再会を約束する。

マラル：ジェンside異世界2～5日目

剣の講習で一緒だった幼なじみの女の子二人組の一人で15歳。雑貨屋の娘で家の手伝いをしながら冒険者としての訓練を行っている。

一緒に魔獣退治に行ったり、買い物や食事をしたりと友達づきあいをする。今までと違う自然な友人関係に戸惑いながらも楽しんでいる。ジュンイチと旅立つときに再会を約束する。

マーニ：ジェンside異世界12～55日目

オカニウムの役場の受付の女性の一人。