第8話 活字脳とライター脳の話

よく、活字脳とか読書脳とかいいますよね。感覚的なものなので、人によって違いはあると思いますが、僕にとっては、

「小説などを読むとき、活字がスラスラと頭に入り、読んで考えて理解するのではなく、読むと同時に情景が浮かび、文章を読んでいるのにまるで映像を見ているような感覚」になること」、だと思っています。


毎日本を読んでいると、ある日突然活字脳が降臨し、今までと全く違う感覚で活字が踊りだす。読書好きの人なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。一度こうなると読書が楽しくて楽しくて止まらなくなります。


でも、一定期間、読むのを止めると活字脳はまたどこかへ行ってします。


実は、ライターが記事を書く場合も「ライター脳」が降臨します。※僕は勝手にそう呼んでいます(^_^;)


ライター脳は毎日書いていると磨かれ、ライター脳が降臨している間は、文章の構成や言い回しなどが次々浮かび、スラスラと記事執筆が進む様になります。


しかし、ライター脳も一定期間記事を書かなくなると、どこかに行ってしまうのです。


そうなると、新しい記事を書き始めるためにはまた一からライター脳を降臨させなければならなくなり、とても効率が悪くなります(泣)


僕はまさにこの効率が悪い作業をいつもやってしまいます。


なぜかって?

だって、毎日毎日書くのは疲れるんです。ライター業に休みはありません。(そう感じるのは僕だけかも知れませんが…) 

書き続けていると、寝ている間も記事の構成とか新しいネタの事とか考えています。執筆に行き詰まる夢を見たりもします(笑)


だから、僕は自分で休みを作ります。それでついつい休み過ぎてしまい、ライター脳を手放してしまうのです。


僕が一人前になるのはまだまだ先みたいです(._.)







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