現実と理想
猫背街 中毒
第1話
現実は理想を超えることは無い
理想は青天井
現実は家の天井
むしろ 身の丈にあったもの
とてもあたりまえ しかし
いつも 忘れられている
銃をぶっ放して 天井に穴をあけても
その上を また別の さらに厚い天井がやってくる
いつも上を見ることを忘れている
青い天井が見えているときは
深い夢に翼を広げている
ふとしたことで 青天井が迎えにやってくる
翼を広げ 大空を翔る
住処は小さく やがて見えなくなる
神に呼ばれた 手が青空に届くよう
青空に流れる大気には 高揚感を与える薬物が混じっている
そのため 気が大きくなる
しかし そんな時間はすぐに消える
裏切られる 夢の女
太陽に殴られて 体を裂かれ 翼をもぎ取られて
元の住処に叩き落される
骨の身になって
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