それはきっと恋じゃないから

貴方は有栖川朝緋で『聞こえなかった告白』をお題にして140文字SSを書いてください。


ああ。駄目だよ、音澤さん。こんなにも綺麗な君が、こんなにも汚れてしまった僕のことを好きになんてなってはいけない。この気持ちは、永遠に僕の一方通行でいいんだ。そうじゃなきゃいけない。

だから、僕は。

「なあに?音澤さん。何か言った?」

今日も君からの告白を、聞こえなかった振りをするのだ。

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