第12話《小学校②》〈中学年.お塩事件〉

嫌なんだ


主張する子


しない子も


大人に従う


子供は良い子




〈中学年.お塩事件〉


同級生の家に遊びに行った


3人兄弟


真中の女の子は同級生


下の男の子は弟の同級生


一番上の男の子が


弟にあるもの持って来させて…妹には…


飼っていた犬の水入れの器に、お塩を入れろって…


塩?なんで?


一杯じゃなくて。ほんのー摘まみ…


そこのお母さんに


『注目されたいから、無い事をみんなに言いふらすよう子たちなのよ』


って言われたんだ


その事をバラされたからって…



弟と一緒に両親に


『話しよう?って』


私が…そのお家壊しちゃったの。だって…


両親が児童相談所に報告したから…


両親だけで無く、他の人達も思う所あって様子を見てたらしい


その事で決断


『○○ちゃん、○○ちゃんのせいでは無いよ』

と…パパとママ


でもその家の問題が浮き彫りに…


旦那さんと不仲で振り向いてもらう為に…子供達に過剰なスキンシップ…旦那さんが家で食事をする時などに、ほんの少しお塩やお砂糖とか、それでも旦那さんも顔色も変えず飲み込むようして全部食べた…と


『その子たちは児童施設に入る事に。二人は正しい事をしたんだよ』


って…


彼らみなで、治さなければならない病だからって。お父さんは、奥さん、子供たちに目を向けず、お母さんは不安、悲しさから子供たちに…女の子は不安、恐怖からか、同級生にスキンシップを。母親と同じ事を…弟くんが、犬の水に塩入れたのも真似…一番上のお兄さんは、日頃お父さんがお母さんに対する態度を。弟妹たちに…って


衝撃的な出来事…


何でもかんでも人に話す事が正しいのか…

人の秘密を…


何でも思った事言うのが正しいとは限らない


そう学んだ出来事だった…




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