第6話【反抗期のゴメンなさい.パパ】

《辛い日々


パパは私を


否定せず


寝ないで想い


聞いてくれたね》


〈学校行きたく無い…〉


ある日


一階のリビングで


泣いていた


父が二階の寝室から降りて来て


気が付いてくれた


父『どうした?』


『学校行きたくない…』


堪えきれない想いを


つい口にしていまった


父は


私が止まらない想いを話してる間


一切口を挟まず


一晩中話を聞いてくれた


『しばらく学校休みなさい』


それだけ言って


温かく大きな手で


私の頭を撫でてくれた


何回も何回も


三日間学校休んで


再び学校に行く事にした


苦しい思いを


父に話す事で


少し楽になった


翌日から


母にも


話しを聞いてくれた


泣きながら聞いてくれた


母もっと感情的に訴えてしまった


『偉いね。頑張ったね』


温かく柔らかい手で


やはり頭を撫でてくれた


しかし


根本が解決していないから


私の心は


涙を流し続けていた…




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