第2話【いじめられっ子の逆襲 負けたくない理由2-①】

ママにだっこされてるこだれ?


これが、私と長男くんとの初めての出会い。私が物心ついて初めての記憶…


ちょっと待ったぁ!人の記憶にそんなに鮮明なもの?


オカシクない?って言われちゃうくらい


記憶力にだけは自信のある私


けど… 大好きな歴史の年号や出来事を覚えるには重宝している記憶力も…


悲しい出来事や、物事にはチョっと重たすぎる記憶力で


(嬉しいや、楽しいの記憶に関してはありがたいけど…)


人より、記憶を司る、海馬の大きさが?…って思わなきゃやってられないレベル…あまり良くない状態なんじゃないかなっ?てレベルの…


しかしこの記憶力は、理不尽な事が、いかに横行し、まかり通ってるかを訴える為の


いじめはダメだ。という事を伝えるために私に与えられた…


今から記す事は、あまりにも理不尽な出来事。私の原点


人が…大人が苦手…人間不信になったきっかけであり


自分が虐げられた事より、大事な家族が理不尽な目に合わされた憤りが


ハッキリと記憶の中に刻まれた、最初出来事のように思う…


私中学年、長男くん低学年


①夏休み。児童館のお泊まりかいに参加


②私オリエンテーション班(料理班希望してたのに)


③長男くん料理班に振り分けられる


④『一緒の班にして』食い下がるも一蹴される

諦めてオリエンテーションの地図を書き始める


⑤児童館の先生達壁にもたれ掛かって談笑している


⑦大学生のボランティアが子供達を見ている


⑥『○○ちゃんが指切ったぁ!』

(ユビキレタ?)


⑦全部の指なくなっちゃったの?って思い込む程の恐怖を感じたのを覚えている


⑧急いで長男くんの元へ…


⑨可哀想に…ワンワン泣いている…

血がドクドクって一杯流れている…


⑩先生a『医者じゃない?』


b『親に連絡?』


C『うちの館長じゃない?』


⑪長男くん「うわーん!いだいよぉ(痛い)」


(ねぇ?泣いてるの…助けてやってよ!)


私「早く!センセ!○○ちゃん」がっ!」


⑫ここら辺は、曖昧…センセが私の話を無視した気がする…


⑬長男くんの事も…


⑭合ってたのか、間違ったのか…素人…子供の判断で、長男くんの左手をタオルでくるみ抱きしめてた


⑮『あーん、あーん』可哀想に泣き続ける長男くんとどれ位経ったの?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る