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5月9日


 一行も、いえ、一文字も書きませんでした。白状します。

 生活の糧を得るための仕事が忙し、いえ、言い分けです。

 日付変わって10日になってから、アリバイ的に少し書いてお茶を濁します。

 なんのためにポメラを買ったんだよ、と自分のなかの自分が自分を責めています。

 クリスティー賞の一次も通らなかったし、たぶん江戸川乱歩賞も一次を通過していないのだから、書いて書いて書いて腕をあげるしかないだろ、と。

 短編一作を読み、それとは別にカクヨムさんでインプット。アマチュアのかたの作品は刺激になります。「このレベルでも商業ベースにのらないのか、担当編集者のかたがついたらどうなるのかな」などと考えてしまいます。

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