91話 新しい装備?

鍛冶屋に到着すると


正面両サイドにあった武器や防具、奥にあった武器をメンテナンスする機器は無くなっており

何処かのハイテクな研究室を思わせる室内と様変わりしていた。


部屋の中央には机が置いてあり、その上に、

インナー、ボクサーパンツ、が

シンプルな黒、白、赤の無地各3セット

それと何故か模様の入った水晶が一つ


直人「おお!コレがそうか!!

  って下着しかないんですけど!?

   まさか下着にだけなんですか!?

  成長する下着!?いや!大事だけども!

   大事だけれどもだよ!

   いや!決してアレな訳ではないよ!

   嬉しいよ!嬉しいんだけど、、さぁ、、

   せめて靴位は、、」


成長する装備を作ったと聞いた時の驚きは自分が思っていたより衝撃的で、凄く期待し

内心では狂喜乱舞するほど喜んでいただけに


目の前にはシンプルな無地の下着。


落胆を隠せないでいた直人、そんな直人に、



リズ「装備はまだ完成ではありません

   なのでどれでも良いので、

   下着を身につけて下さい」

   


直人「え?今?」


リズ「はい、装備完成に必要なので」


直人「そうなの?まぁ、そういう事なら」


疑問なら思いながらも、黒いインナー、黒いボクサーパンツを履き終えた。


スタイルと顔は良いが、

下着だけの格好でボケッとしている姿は

シンプルに間抜けである。



直人「出来たけど?」



リズ「それでは次に

  机の上にある玉を両手で持って下さい。

  マスター専用に作られた

  装備の核となるモノで、マスターと融合

  する事で初めて効果を発揮します」



直人「装備の核?融合?よく分からんが

   とりあえず持てば良いんだな」


不思議現象に慣れて来た直人は、迷わず両手で模様の入った水晶を持つと、水晶が光の粒子となり、全身に光が広がると直人の中に吸い込まれて行った。


瞬間


全身に微力な電流が駆け巡った様な痺れを感じた。



直人「うぐっ、、」


しかしそれも一瞬の事で直ぐに治まった。


直人「今のは一体、、」



リズ「融合を確認しました。ではマスター

  ステータスを表示していただけますか?

  そこに新しいマスター専用の技能が追加

  されてると思います」


直人「俺専用技能?まぁ、

    とりあえずステータスオープン」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー➡︎

[名前]海風 直人[みかぜ なおと](S)

[職業]

アーチャー

格闘家

拳聖

剣士

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーRANK3

HPーーー100,744

MPーーー49,000

SPーーー26,670


攻撃力ーー26,822

防御力ーー23,765

素早さーー24,794

スタミナー24,472

回避力ーー24,395

器用ーーー22,645

運ーーーー2639


スキル

アイテムボックス

身体機能制御(S)


魔法

限定転移(未解放)


加護

リズ


ユニーク

DM(ダンジョンマスター)

魔装

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



直人「あるね、

   ユニークの場所に魔装ってのが、、」

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