ワンチャンあったのか?

web小説での恋愛物の多くは舞台が高校である。(作者が高校生が多いから?)


彼女いない歴=年令のテンプレ凡人であった自分の高校生時代を少し想い起こしてみた。

まあ、バレンタインチョコももらえず、特に親しくしていた女の子もなく、恋愛に関しては寂しい高校生活だった。


それでも、朧気な記憶から何とか捻り出してみたところ、高2の時に自分の前の席に座っていた女の子(何となく気にはなっていた子)が、突然僕の方に振り返って、「これあげる」と言いながら小さいお菓子(チョコかクッキーだか忘れた)をくれた。


その子とはほとんど喋ったことがなかったので、自分は半分パニクッて「あ、ありがとう。。。」としか言えず、今思い返すと塩対応だった気がする。


それ以降、お話することもなく席替えと共に記憶の彼方に行ってしまっていたが、もしかして僕と何か話をする切っ掛けを作りたかったのか?とか今更ながら考えてみた。


でも、その後の状況を考えるとやっぱり【女の子はどうとでも思ってないが、男の子が勘違いする行動の一つ】の可能性が高かったのだろうな。


というわけで、私はその後も【彼女いない歴=年令】を更新し続けたのであーる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る