この心ぶちぬいて

ある日、

雪嵐が光に撃ちぬかれた姿を見た。


あまりに暴力的なその光に、

病める私は毛布の中でうち震えた。


嗚呼、嗚呼、嗚呼、嗚呼!


青い春を煮焦がした台詞をもって心に傷をつけよう。

この家の娘は精神を病んでいるぞ甘いココア黒い捨て猫あの時感じたオーバードーズ触れた琴線焼かれた骨母の喉が裂ける赤い瑪瑙の涎、涙、鼻水。


息を吸う。


この心ぶちぬいてっ!!!!

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