蛾虫がむし飛び散る裸電球に、あなたはぽっかりと照らされています。


私はまず、あなたの滑らかな腹を裂くでしょう。

肋骨をへし折り、てらてらした臓腑ぞうふに安酒を浴びせかけ、それをいやしくすするのです。


次に、あなたの両の眼をくり抜くでしょう。

七色に輝くガラス瓶に、一つずつ入れて、飾るのは何処がいいでしょうね。


終わりに、私が悔い改めることはないでしょう。

悪夢の過去をケロイドに、未来の惨劇をさらに未来の出来事へ。

この苦しみが終わることなど、ないのです。

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