一人ベッドで

君は何を求めていたの

居心地の良い時の流れ

燃え上がる情熱

弄りあう肌のぬくもり

君は得られたのだろうか


何度目かの秋に去った君は

何処で 如何に過ごしている

寂寥たるベッドで一人思う


突然 心臓が激しく踊りだす

失ったもの

これから得られないであろうものの大きさ

一人ベッドで悶絶する


大きな息を肺に送り込む

静まれ 寂しい心臓



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る