第13話 マップ作製

 まだ買い物には出ない。

 外に出る前にどこにお店があるのか確認したい。

行き当たりばったりで出歩いたら、この異世界は道が狭いうえに袋小路もあるので迷いかねない。

 なんでも大戦で一度も焼けたことがないらしい。

マップといえば、歩いたところしか作れなかったが、条件さえ合えばマップが表示されるのはうれしい。

マップの精度も装備パーツによって記録できるできないがあって、地下水道なんかに行ったときに、緑のルートが自分の周りしか表示されなくて、泣きたくなったことがある。

アナログだったら漢字書き取り練習帳だ。方眼紙のノートは算数で使うこともあって大事にしていたが、漢字練習帳はマスが独特で他の用途には使っていなかった。

なんとかマス目になるようにして右へ曲がると立ち止まり、三歩進むと書き足ししてマップ作りってたいへんだったなぁ。

 今回は、何か所かでかけたら後でまとめてつくろうかな。

 安売りしてた商品の情報も入れたい。


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