第6話 ポンコツ転校生が下着でゲームしてる
女子「よしっ。気合い入れ直して、格ゲー再開!」
男子「(佐藤さんがここまで格ゲーを愛してくれるなんて。僕は嬉しい!)でも何故――下着なんだ!」
女子「この部屋が暑いからだよぉ。文句あるなら冷房つけてよぉ」
男子「すまない佐藤さん。それは出来ないんだ。冷房が壊れてるんだよ。でも汗を流しながらゲームに熱中するって青春を感じるだろ。爽やかな汗と、ゲームへの情熱。素敵じゃないか!」
女子「よく分からないけど、じゃ下着のままでいいってことだよねぇ」
男子「(それから下着でゲームをする佐藤さんが気になって集中できない。チラ見したその瞬間。っぁぁぁぁぁああああ――――。素人の予測不可能なコンボが致命傷なって敗北してしまった。)」
女子「やったぁ、私の初勝利だぁ。勝つと楽しいねぇ」
男子「僕は下着に負けた、つまり自分の弱い心に敗北したんです」
女子「そんなに落ち込まなくてもぉ」
男子「その姿で体育座りは禁止ですよ。刺激的すぎますから。あぁ膝が開いてM字開脚みたいに……。あんまり男性を困らせないでください」
女子「もうぉ負けたのを全部、私の下着のせいにしないでよぉ。そんなに気になるなら、下着も脱ぐぅ?」
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