破門

■用途

 教会が懲罰を与えるための手段として存在する。


■小破門

 私人に対する懲罰として行われる。

 管区の司祭の承認があればよい。。

 上司にあたる主教への報告義務は存在するが、基本的に追認に過ぎない。


 これは過去に幾つも例がある。

 大罪を犯した逃亡犯に宣告されるケースが多い。

 もしくは反抗的な民に宣告されることもある。

 悪徳商人などへはとくに効果が大きい。

 取引先が逃げてしまうため。


 小破門は、永続的なものではない。

 一時的で懲罰的意味合いが強い。

 長くても数ヶ月で赦される。

 相手が降参するためである。


■大破門

 過去実施されたのは数件程度。

 影響が大きいので、司祭の判断で出来ない。


 公人の分類が特殊な為である。

 王族や貴族、大臣など公的な役職についている者は公人に分類される。

 冒険者ギルドも公的な組織という扱い。

 そこの幹部も公人とされる。


 公人の破門には教皇の裁可が必要。

 教皇不在の場合、枢機卿団の裁可が必要とされる。

 儀式までして大々的に宣告することが決まりだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る