ラヴェンナの市民構成
■特色
多民族を前提とした社会制度がつくられている。
■旧指導者層
統合した部族の族長や有力者には、代表者として領内の政治にタッチする権限を持つ。
加えて旧来の部族員の面倒を見ることも認められている。
各州の自治はそれぞれの代表者会議で決められる。
ラヴェンナの統治で手が届かない部分は、代表者に委ねられている。
代表者はソーシャルワーカーのように庇護民の面倒を見る。
就職の斡旋、病に倒れたときのケア、離婚の相談etc、etc。
庇護してもらう民はかわりに代表者に協力を求められたら、これに応じる義務がある。
公共事業でも基本的な部分は軍がやってくれるが、主要街道を外れた町や村は後回しになりがち。
それを代表者が行うことがおおい。
技術支援として、建築・科学技術省からエンジニアが派遣されてくる。
そのような事業で行われる道路や橋、建物は代表者の名前がつけられる。
また碑文には参加した庇護民の名前も記される仕組みとなっている。
■独立市民
代表者の庇護を受けていない民。
昔は村や部族の集団にいなければ、生きていけなかった。
今はひとりでも、都市で暮らすなら大丈夫、と思えるためそれなりに存在する。
現実には、しがらみからの解放と引き換えに失われる恩恵は大きい。
割のいい仕事につくことが困難だ。
そしてなにかの病気に罹れば、最低限の保障は受けられるが、その後の立て直しに苦労する。
また軽犯罪の再犯率が比較的高い。
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