第32話 挑戦者が現れました。戦う気はありません
ガラガラガラガラ!!
教室の扉が開く!!
赤髪ツインテールの少女「さあ勝負よつるりん組!! この 「赤羽林檎(あかばりんご)」があんた達のクラスを征服してやるわ!!!!!!」
調度お昼の休み時間
転達は何故か教室で流しそうめんをしている
そんな中で急に勝負を申し込まれた。
名前も声も知らない奴に勝負を申し込まれた。
転「…………あー、流しそうめん終わったらね」
珍しく転が冷静に対応
林檎「ちょっ!!今しなさいよ!!」
転「っせーな!!そんなことしてたら麺伸びるだろうが!!
このどさんぴんが!!!!!!!💢」
林檎「ヒッ!!」
転の逆ギレにびびった謎の少女林檎
神之助「で、こいつ1体誰なんだよ」
瑠璃香「流しそうめんと一緒に流れながら遊ばないでくださる?💢」
神之助の言葉に気を取り直して林檎は自信過剰に自己紹介する。
林檎「くくく、よくぞ聞いたわね天見物先生………………
いかにも!!
私こそが全ての1年クラスを征服することを夢見る少女、赤羽林檎!!!!!!
あんた達の隣のクラス
1年ぷるるん組の生徒なのよー!!!!!!」
つるりん組の皆さん「………………」
つるりん組の皆さん「(隣のクラス来ちゃった…………)」
落ち込むつるりん組の皆さん
転「隣のクラス……恐れてた事が起きたな」
霊奈「ええ、きっともうこのクラスだけで話を進めるのが厳しくなってきたのでしょうね」
神之助「あんたなんて所で登場してくれてんだ」
林檎「あれ!? 思ってた驚かれ方と違う!?
ああ、とにかく!!
私がいるからには、私の為の野望
全ての1年のクラスを征服
[1年征服の]為にあんた達には犠牲になってもらうわ!!!!」
転「規模がちっちぇなおい!! 」
神之助「そこは世界征服とかスケールでかいことじゃないの💧」
林檎「え?」
その質問に林檎は真顔かつ正論で返した
林檎「世界なんて行った事ないのに何も知らないで世界征服なんてできるわけないじゃない、ナニイッテンノ」
転「確かにそうだけど、うぜー!!!!!!💢」
そんなやり取りをしていたら
抹子「うっほーい!!」
林檎「げふっ!?」
急に林檎の顔面に抹子が飛び膝蹴りを喰らわせた!!
林檎「ぴくぴく」
抹子「こいつ弱いよ」
瑠璃香「ほんとね」
転「確かによえーな」
林檎「そこは心配しなさいよ!!!!」
冷たい対応に飛び起きる林檎
かと思ったら小型ナイフ飛んできたぞ
林檎「ひっ!?」
風流「弱い……その程度で頬にかすり傷を作るなんて弱すぎる」
林檎「学校にそんなもの持ち込むなー!!」
神之助「珍しく喋ったな💧」
林檎「私に目だたせろー!!
この教室征服させろー!!」
段々わがままな林檎
そこで霊奈が
霊奈「ちょっと、そこまで目立ちたいのなら彼女以上に被害者役になってみなさいよ」
小欄の肩を叩きながら話す霊奈
小欄「被害者役言うな!!」
林檎「良いわよ!!なってやるわよ!!
被害者役に!!」
転「こいつ馬鹿だろ」
瑠璃香「……やるんだな?」
林檎「ひっ!?」
林檎の背後から槍を首に当てる瑠璃香
瑠璃香「やるんだな?被害者役、急に挑発してきた分も、このクラスの流しそうめんを邪魔をした分も、やるんだな?
被害者役」
首に槍先をちょんちょん当てて脅す
林檎「ふっ、ふえ……」
ああ、泣いちゃった
林檎「ぽがー!!!!!!いいから征服させろー!!!!!」
もはや子供の我が儘
神之助「にしてもなんでそこまで1年征服なんて拘るんだ?」
林檎「だって………」
林檎「パパが「同じ1年生全てのクラスを征服できたらお小遣いアップしてくれる」っていうから…………」
林檎のお小遣い:毎月500
神之助「(ショボい)」
すると黙って素麺を食べていた宇意名が口を開く
宇意名「でも今年1年で全てのクラスを征服できなかったら、私達進級だからもう、1年征服できないね」
林檎「!!」
宇意名「そう!!
[2年]征服になってしまうんだ!!
パパとの約束は2年生の征服ではない!!
あなたは1年征服できない限り
一生1年生で留年です!!!!」
林檎「………………!!!!!!」
完全に泣き出して
林檎「うおおおおおおん!!!!
」
逃げた
宇意名「因みに筆者は寿命1年の髭反りを未だに3年使ってるよ!!」
神之助「結構もつよなああいうの……💧」
完
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