第10話 ワイルドダレンジャー
ダッシュしてくる音
ドアを開けて入ってくる緑髪の少女
緑髪の少女「すみませーん!!!!!クロコダイル仕留めてたら遅くなりましたーん!!!!!」
神乃助と生徒達「……………………」
神乃助は「なにいってんだこいつ」みたいな顔で見る
神乃助「……あのなあ、遅刻した理由を考えるにももうちっと現実味のある理由考えろよ
出席番号21番、茶野抹子(さやまっこ)」
するとそこで瑠璃香が手を挙げて
瑠璃香「嘘ついてないわよ彼女」
神乃助「…………ヘ?」
抹子「ヘっへーん!!いわゆる私は野性児なのだー♪」
神乃助「……………………」
神乃助「(なんなん!?このクラス!!)」
神乃助の心の中はテンパっていた
なんなの!?
転がるローリングガールといい霊感少女といい猟奇委員長といい次は野性児と来たもんだ!!なんなん!?このクラス!?なんなん!?
宇意奈はそれを聞いて大笑い
宇意奈「先生ったら、自分が神様なのを棚にあげてーWWWWW」
神乃助「あー!!!!!!
思ったな!!!!!!神様なのに俺が神様ぽいことほとんどしてないって思ったな!!!!!!
この電波ああああ!!!!!!」
まあそんなこんなでこの前あったらしいテスト返却
抹子「あちゃー、駄目だったかー」
瑠璃香「あんたまた赤点なの?(満点)」
抹子は野生児という特徴を持っているが実はすこぶる成績は宜しくない
抹子「たはは~ごめん瑠璃香ちゃーん、補習終わるまで待ってて~」
瑠璃香「仕方ないわねえ」
それを見ていた神乃助が一言
神乃助「…… お前一人でキャラ2つ持ってんの美味しくないか?」
抹子「まっ? 」
瑠璃香「は?」
神乃助「野性児でアホキャラってなんだその組み合わせ!!!!!!アホの子キャラフェチにはたまらないだろ!!!!!!
おまけに八重歯!!
あーうらやましや!!
あーうらやましや!!」
瑠璃香「よくわからないわよ!!」
神乃助「大体バカポジションだったら
アイツだろ!!!!!!」
神乃助は転の事を指差す
転「はあああああああ!!!!!?なんだてめええええええ!!!!!!」
神乃助「何でお前…………何でお前…………
ヤンキーなのに赤点回避してんだよおおおおお!!!!!!」
転「ヤンキー=バカと思ってんじゃねーぞてめえ先公ぶっとばすぞこら!!!!!!」
瑠璃香「ああ、私にはバカの気持ちはわからないからようわからんわ……💧」
霊菜「わからないこともある」
↑このふたり成績トップ
転「だからバカじゃねー!!!!」
神乃助「ああ羨ましい!!
俺もバカキャラだったらなあ!!
みんなに可愛がられてたんだろうなあ!!」
そんなわけわからん事言ってる神乃助に抹子が一言
抹子「じゃあみんなで行くか狩」
神乃助「…………ヘ?」
転と瑠璃香「今さりげなく(みんなで)って言わなかったか?」
抹子「うーんと、私頭悪いからよくわからないけど、神様は私みたいになれば皆に愛されるんでしょ?だったら私とおんなじ事をすればいいんだよ!!」
神乃助「………………」
神乃助「…………あったまいいなあ✴✴✴✴」
転と瑠璃香「(バカだなあ!!!!!((((;゜Д゜))))」
まあでも
アホの子、野性児、八重歯、小柄、しゃべり方幼い
皆「(可愛いから許せちゃうなあ~✴✴✴✴)」
そんなこんなで抹子に連れてかれる神乃助
転と瑠璃香「まあ抹子の言葉は許せるけど付いていくとは言ってない我ら」
霊菜はいつの間にかいないし
抹子「ちょうど仕留めたかったのがそこにいるの!!」
神乃助「よーし!!!!やっつけてバカになるぞー!!!」
今に生きるティラノサウルス「ギャシャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
神乃助「…………んー」
まさかの相手にフリーズするが
神乃助「まあ神の力使えば余裕っしょ!!(その発想がバ……)」
んなこと考えてたら天から声がして
天の声「あーもしもし?神乃助さん?
最高神様からのお伝えなんすけどー、なんか最近、神乃助さん神様らしいことしてないみたいだから暫く神の力使うの禁止ですってよ
人間として神様らしく人を助けなさいって!!!!!!
てなわけでよろー」
神乃助「……………………」
神乃助「この回はなかったという事で!!」
ティラノサウルス「ギャシャアアア!!!!!!(やーいバーカ!!)」
一方その頃喫茶店
瑠璃香「どう?パンケーキ美味しい?」
抹子「うん!!美味しい!!こういうのもたまには悪くない!!!!!!✴✴✴✴」
転「かみせんもアホだよなあ、皆で狩に行くとは言ったけど仕留めるのは皆でとは言ってねーしなあ、もぐもぐ」
霊菜「テストの答えを幽霊から教えて貰ってるのは内緒だよ♪」
続くのか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます