見えない世界と白い手帳

ユナネコ

これで楽になれるかもの日の記憶の日の記憶1話

わたしはあの日のことを鮮明に覚えてる

外は雪が降っており、角部屋の自室もすごく寒かった


隣には白い手帳と睡眠薬が大量に入ったフイルムケース


死にたかったのかわからない

でもほんとにしんどくてただ眠りたかった


左腕にはリストカットによる無数の傷


怖さなんてない


もうどうとでもなればいい


そんな思い出睡眠薬を一気に流し込んだ…


薄れゆく意識の中で、傷ついたこと、悔しかったこと、後悔、周囲の人への罪悪感

色んな思いが入り混じっていた


そして

「ごめんなさい…」

その言葉をつぶやいたのを最後に意識は途絶えた

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