第24話 第一回目 公判
7月20日 第一公判
私は参加しなかった。
野球の友達のお父さん、お母さん、茶道の先生が地方裁判所に行ってくれた。
七夕の日、茶道の先生は、たくさん話を聞いてくれた。
「辛いわよね。私が裁判に行って、にらみ殺してやるわ。」
そういってくれた時は、本当に良い方だなあと、思い涙が自然と出てきました。
「ありがとうございます。」
そういって、先生に託した。
そして当日、私は、家でリモートで大学の勉強をしていた。
相談センターの方から裁判がおわってから、連絡がきた。
「30分ほどで終わりましたよ。全部認めていました。次の公判は出なくても住みそうですよ。」
終わったときいて私は、ほっとした気持ちと、父が最後に見せたやさしさが伝わってきてメールを見た瞬間にたくさん泣きました。
次の公判は8月31日。
出たくない、、、。
が、出れば何か私にとって大きな変化を得られるかもしれないと思い、向き合おうと頑張っている。
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