第21話 父からの示談

 父から示談の話が弁護士さんを通じて話が来た。

父の弁護士から私の弁護士さんには、こういう話が来た。

「これからの学費300万円と25歳までの毎月10万円を支払って600万円。

 これは、示談なので、シャバに出てくることを前提にです。

 あかりさんの心が落ち着くまでにはまだ出てくるのは早いと思います。

 あかりさんの今の気持ちをお聞かせください。」


私は、そのメールを見たとき怒りがこみあげてた。反省していない。

本当に平謝りだと知ると本当にどうにかなんないかなあと思った。

ムカついてしょうがなかった。


私は、示談を受ける気がないとはっきりメールで答えた。


その晩私は、いつも感情をぶつけているノートを開いて、たくさんの思いを書いた。

母は、離婚しようとしないで、まだ悩んでいる。一緒に生活していて辛すぎる。


この晩は、泣いて泣いて泣きまくった。


そしてSARC東京という性暴力のことでお世話になっているところに電話をした。

辛すぎる現状を伝えたが、聞いてもらえるだけでよかった。


しかし、夜な夜な死にたくはないが辛すぎて、夜な夜なタオルで首を絞めるという自傷行為をしてしまった。お世話になった看護師さんにもやらないでっていわれたのに、生きる希望はあるのに、生きているのがつらい。本当にだれか助けて。とそういう気持ちだった。

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