バルドVSダースシ・ノーテン

中央突破を目論んだダースシ・ノーテンはバルドと交戦を始めた。


ノーテンのスシブレードはマグロの脳天、 つまりマグロの頭の肉である。


ほほ肉に近い質感であり尋常ならざる力を持っている。


更に頭としての特性も持っており自己判断で行動する


オートインテリジェンス機能も搭載している。


自己判断で行動できるがスシブレード故にスシブレーダーが居なければ


行動出来ない、 脳天のスシブレードにとってスシブレーダーは


自身を動かす素材に過ぎない。




とは言えダースシ・ノーテンはスシの暗黒卿


闇の力によりスシブレードを強化出来る。


そして高い地位故に大量のスシブレードを仕入れて使用する事が出来る。




その結果、 闇の力により強化された自立行動する大量のスシブレードを扱う事が出来る。


単独で100のスシブレードを使うダースシ・ノーテンは実力者だ。




そのダースシ・ノーテンが押されている。




「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」




次々とスシブレードを射出するノーテン。


一度に扱えるスシブレードが100なので有って破損に備えて


千を超えるマグロから奪い取った脳天で造り出した脳天のスシブレードを持っている。




そのスシブレードの群れにバルドは立ち向かう。




「やああああああああああああああああああああああああああああ!!」


『とおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』




エッグヴィーナスの聖霊が脳天の群れを叩き落とす。


エッグヴィーナスは守備力が高い鉄壁のスシブレード、 故に聖霊も防御力が高く


まさに鉄壁の防御、 次々に脳天が破壊されジリ貧に陥るノーテン。




「こうなれば・・・」




ノーテンが地面に散らばった脳天を拾い始めた!!


馬鹿な!? それを行うのは・・・




「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」




・・・・・何という事か!! スシブレーダー、 否、 人間として最大の禁忌!!


地面に散らばったスシネタの再利用!! 何という悍ましい事なのか!!




「この外道が!!」


『許さん!!』




バルドとエッグヴィーナスも怒りに震えている!!




「何とでも言うが良い・・・お前達がバテる迄耐えきれば俺の勝ちだ!!」


「お前の様な外道には負けない!!」


『その通りだ!!』




エッグヴィーナスは鉄壁の防御力でバルドを完全にカードしながら脳天を砕き続ける。


脳天を砕かれてスシブレードを再利用する人類史上最低のスシブレーダー


ダースシ・ノーテン、 じわじわとだがバルドが押し始めている・・・


彼等の決着は遠い・・・

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