スシの暗黒卿VS剣聖 part1

飛空艇から降りて来たのはシャリーラ13世。

アソウ・タノ、 ダースシ・セキユー、 やみちゃん、 ダースシ・ノーテン

フグ、 ヘカトンケイル、 サーストン、 バリゾーゴン、 ダークイタマエ

そしてダースシ・ヴォルフガング。

スシの暗黒卿11人である。


「一人一殺でもこっちが余る位だな」

「くっ、 いくぞおおおおおおおおおおおお!!」


ヨーダが先陣を切って剣聖達が剣を振う。

アソウ・タノがスシブレードを取り出す。

彼女のスシブレードは鶏の軟骨揚げ、 器毎回し威力は大した事は無いが

数による散布で圧倒的な制圧力を誇る。

軟骨揚げの怒涛の津波がクレイモア地雷の鉄球の様に剣聖達に襲い掛かる。


「舐めるな!!」


鶴帝国八十八剣聖序列二位『盾』のヤレアルが聖剣『盾』を構える。

その名の通り防御専用の聖剣だが圧倒的防御力を誇り、 展開式になっており

鳥の軟骨揚げをガードする。


「甘い」


ダースシ・ヴォルフガングが聖霊を召喚して盾を構えたヤレアル毎吹き飛ばす。


「ヤレアル殿!!」

「馬鹿な!!」

「喋っている暇は無いぞ!!」


ヨーダが闇に向かって聖剣『聖剣』を振り下ろす。

しかし彫刻のスシブレードがヘカトンケイルから射出される。


「ぐぅ!!」


聖剣でガードするも数が多過ぎる。


「ヨーダ殿!! 今行きます」


序列四位『大太刀』のオビワンがヨーダの元に向かおうとするも足が凍っている!!

やみちゃんのアイスクリームチョコソースがけの冷気攻撃である!!


「油断するなオビワン!!」


序列三位『魔法剣』のスタスが聖剣『魔法剣』で熱を造り出してオビワンの氷を溶かす。


「スタス殿すまない」

「気にs」


全てを言い終える前にスタスの上半身は吹き飛んだ。

バリゾーゴンのスシブレード、 岩石が飛んで来たのだ。

バリゾーゴンは岩喰いの魔族、 故に岩石を食べ物=スシブレードと見做して

射出する事が可能なのだ。


「この化物共めぇええええええええええ!!」


序列八位『斧』のプロ、 序列七位『胡蝶刀』のアディ、 序列五位『薙刀』のオポーが

一斉に武器を構えて向かって来る。

その間に割って入るサーストン。


「ひひひひひひっひひひひいひひひひいひいひひ!!!」


狂笑を笑いながらスシブレードを回す。

邪神の体の一部をスシネタにした逸品である。


「う、 うわああああああああああああああああああああああ!!」

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!」

「ひぃ・・・ひいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」


三者三様で逃げ惑う、 邪神は精神攻撃のスシブレードである。

剣聖とは言え所詮は人間、 神の前では無力である。

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